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猶豫
ふりがな文庫
“猶豫”のいろいろな読み方と例文
新字:
猶予
読み方
割合
ためら
36.4%
ゆうよ
27.3%
いうよ
22.7%
たゆた
4.5%
ため
4.5%
ためらふ
4.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ためら
(逆引き)
何の
猶豫
(
ためら
)
ふさまもなく、我側に歩み寄りて我胸を抱き、めづらしきかな、アントニオ、われ等の相別れし夕は賑やかなりき、われ等は祝砲をさへ放ちたり
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
猶豫(ためら)の例文をもっと
(8作品)
見る
ゆうよ
(逆引き)
我
(
おい
)
らは
入
(
い
)
らぬと
言
(
い
)
つたけれど
抱
(
だ
)
いて
行
(
ゆ
)
つて
買
(
か
)
つて
呉
(
く
)
れた、
喰
(
た
)
べては
惡
(
わ
)
るいかへと
流石
(
さすが
)
に
母
(
はゝ
)
の
心
(
こゝろ
)
を
斗
(
はか
)
りかね、
顏
(
かほ
)
をのぞいて
猶豫
(
ゆうよ
)
するに、あゝ
年
(
とし
)
がゆかぬとて
何
(
なん
)
たら
譯
(
わけ
)
の
分
(
わか
)
らぬ
子
(
こ
)
ぞ
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
猶豫(ゆうよ)の例文をもっと
(6作品)
見る
いうよ
(逆引き)
偖質屋よりは今日中
猶豫
(
いうよ
)
致し明日は是非とも
質物
(
しちもつ
)
相流し候旨
斷
(
ことわ
)
りに來りければ文右衞門は
途方
(
とはう
)
にくれ如何はせんと女房お政に
相談
(
さうだん
)
なしけるにお政も
太息
(
といき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
猶豫(いうよ)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
たゆた
(逆引き)
自然
(
しぜん
)
の
意志
(
いし
)
は
只管
(
ひたすら
)
に
地上
(
ちじやう
)
の
到
(
いた
)
る
處
(
ところ
)
に
軟
(
やはら
)
かな
青
(
あを
)
い
葉
(
は
)
を
以
(
もつ
)
て
掩
(
おほ
)
ひ
隱
(
かく
)
さうとのみ
力
(
ちから
)
を
注
(
そゝ
)
いで
居
(
ゐ
)
るのである。
其
(
そ
)
の
意志
(
いし
)
に
逆
(
さか
)
らうて
猶豫
(
たゆた
)
うて
居
(
ゐ
)
るのは
百姓
(
ひやくしやう
)
の
手
(
て
)
で
丁寧
(
ていねい
)
に
捏
(
こ
)
ねられた
水田
(
すゐでん
)
のみである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
猶豫(たゆた)の例文をもっと
(1作品)
見る
ため
(逆引き)
家
(
いへ
)
あり、
妻
(
つま
)
あり、
眷屬
(
けんぞく
)
あり、いろがあつて、
金持
(
かねもち
)
で、
大阪
(
おほさか
)
を
一
(
ひと
)
のみに、
停車場前
(
ステエシヨンまへ
)
を、さつ/\と、
自動車
(
じどうしや
)
、
俥
(
くるま
)
、
歩行
(
ある
)
くのさへ
電車
(
でんしや
)
より
疾
(
はや
)
いまで、
猶豫
(
ため
)
らはず、
十字
(
じふじ
)
八方
(
はつぱう
)
に
捌
(
さば
)
ける
人數
(
にんず
)
を
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
猶豫(ため)の例文をもっと
(1作品)
見る
ためらふ
(逆引き)
も
算
(
かぞ
)
へつゝ
巧
(
たく
)
みも深き御
堀端
(
ほりばた
)
此處
(
ここ
)
ぞと
猶豫
(
ためらふ
)
一番町たやすく人は殺せぬ物と
田安
(
たやす
)
御門も
何時
(
いつ
)
か過ぎ心も
暗
(
くら
)
き
牛
(
うし
)
ヶ
淵
(
ふち
)
を右に
望
(
のぞ
)
みて
星明
(
ほしあか
)
り九段坂をも下り來て飯田町なる
堀留
(
ほりどめ
)
より過るも早き
小川町
(
をがはまち
)
水道橋
(
すゐだうばし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
猶豫(ためらふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
猶
常用漢字
中学
部首:⽝
12画
豫
部首:⾗
16画
“猶豫”で始まる語句
猶豫下
検索の候補
猶豫下
“猶豫”のふりがなが多い著者
押川春浪
三島霜川
泉鏡太郎
作者不詳
樋口一葉
泉鏡花
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
長塚節
谷崎潤一郎
岡本綺堂