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算
ふりがな文庫
“算”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かぞ
78.1%
さん
15.8%
よ
2.7%
つも
1.4%
かず
0.7%
かぞへ
0.7%
ざん
0.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かぞ
(逆引き)
だれが、その
間
(
あいだ
)
にやってきてもあわないつもりで、
入
(
い
)
り
口
(
ぐち
)
の
戸
(
と
)
を
堅
(
かた
)
く
締
(
し
)
めた。そして、
豆
(
まめ
)
を
袋
(
ふくろ
)
から
出
(
だ
)
して、
熱心
(
ねっしん
)
に
算
(
かぞ
)
えはじめました。
幸福の鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
算(かぞ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
さん
(逆引き)
足許に白蟻ほどの小粒なのが、空から投げだされて、
算
(
さん
)
を
乱
(
みだ
)
して転がっている。よく見ると
雹
(
ひょう
)
だ。南は
斜
(
ななめ
)
に
菅笠冠
(
すげがさかぶ
)
りの横顔をひんなぐる。
不尽の高根
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
算(さん)の例文をもっと
(23作品)
見る
よ
(逆引き)
一天晴れ渡りて黒澄みたる大空の星の数も
算
(
よ
)
まるるばかりなりき。天上はかく静かなれど地上の騒ぎは
未
(
いま
)
だやまず、五味坂なる派出所の前は人山を築けり。
おとずれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
算(よ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
つも
(逆引き)
いいえ、
算
(
つも
)
っても御覧、
小六
(
ねえ
)
さんなんざ、いままでのお礼心で、据えておいたって可いんじゃあないか。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
算(つも)の例文をもっと
(2作品)
見る
かず
(逆引き)
実は、極く
内々
(
ないない
)
の話だが、今でこそ私は腰弁当と人の数にも
算
(
かず
)
まえられぬ
果敢
(
はか
)
ない身の上だが、昔は是れでも何の
某
(
なにがし
)
といや、或るサークルでは
一寸
(
ちょっと
)
名の知れた文士だった。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
算(かず)の例文をもっと
(1作品)
見る
かぞへ
(逆引き)
算
(
かぞへ
)
るに第一札の辻にて弟十兵衞を
殺害
(
せつがい
)
し罪を
浪人
(
らうにん
)
藤崎道十郎に負せ二ツにはお富を賣り三ツにはお安を三次に
頼
(
たの
)
み
中反圃
(
なかたんぼ
)
にて殺させ今又伊勢屋千太郎を欺きて五十兩の金子を騙り取久八を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
算(かぞへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ざん
(逆引き)
船を水に浮かべてその上にこの牛をのせ、どこまで沈んだかをしるして置いて、あとでその
印
(
しるし
)
のところまで数多い石を積み、その重さを
加
(
くわ
)
え
算
(
ざん
)
すれば、わけなく牛の
目方
(
めかた
)
がわかるというのである。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
算(ざん)の例文をもっと
(1作品)
見る
算
常用漢字
小2
部首:⽵
14画
“算”を含む語句
計算
目算
胸算
心算
胸算用
卦算
算木
算段
算術
算筆
珠算
算用
宝算
公算
皮算用
推算
掛算
算法
算法闕疑抄
御破算
...
“算”のふりがなが多い著者
柳田国男
泉鏡太郎
泉鏡花
二葉亭四迷
林不忘
谷譲次
江戸川乱歩
吉川英治
北村透谷
魯迅