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胸算
ふりがな文庫
“胸算”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうさん
46.7%
むなざん
33.3%
むなさん
13.3%
あて
6.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうさん
(逆引き)
そのこれを給するや公共の
為
(
た
)
めにも私の為めにも近く実利益を期するが
如
(
ごと
)
き
胸算
(
きょうさん
)
にては、本来の目的に
齟齬
(
そご
)
するものなり。
人生の楽事
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
胸算(きょうさん)の例文をもっと
(7作品)
見る
むなざん
(逆引き)
彼は
胸算
(
むなざん
)
で自分の
懐
(
ふところ
)
にある紙入の中を
勘定
(
かんじょう
)
して見た。しかし今の彼にそれだけの都合をつける余裕はほとんどなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
胸算(むなざん)の例文をもっと
(5作品)
見る
むなさん
(逆引き)
なすか又は
家尻
(
やじり
)
にても切しならん
渠
(
かれ
)
は元浪人者だと云から
表向
(
おもてむき
)
は一文貰ひ
内職
(
ないしよく
)
には
押込
(
おしこみ
)
夜盜
(
よたう
)
をするに相違なし
兎角
(
とかく
)
然樣
(
さう
)
なければ金の出來る
筈
(
はず
)
はなし
假令
(
よしや
)
然樣なくとも我が
胸算
(
むなさん
)
の相違なれば
奴
(
きやつ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
胸算(むなさん)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
あて
(逆引き)
私だとても米代を払う
胸算
(
あて
)
もなしに、書籍を買うのでもないが、でもそれを読んで、何か書いていれば、「今に良くなるのだろう。」くらいには思わないこともなかった。
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
胸算(あて)の例文をもっと
(1作品)
見る
“胸算”の意味
《名詞》
心中で計算すること。胸算用。
(出典:Wiktionary)
胸
常用漢字
小6
部首:⾁
10画
算
常用漢字
小2
部首:⽵
14画
“胸算”で始まる語句
胸算用
検索の候補
胸算用
胸心算
世間胸算用
“胸算”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
近松秋江
内村鑑三
二葉亭四迷
作者不詳
内田魯庵
吉川英治
幸田露伴
夏目漱石