“胸算用”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
むなざんよう73.1%
むねさんよう15.4%
むなさんよう11.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“胸算用”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > 小説 物語(児童)8.3%
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)7.7%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]3.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
誰も信用出来るやうな顔でゐて、ひそひそ語りあひながら、その実、胸の中には自分一人で胸算用むなざんようをしてゐる……。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
この年を取った流浪人はせっかく狡猾こうかつ胸算用むなざんようを立てても、まだ心のそこに残っている若い血がわき立って
西鶴の『胸算用むねさんよう』一に、吝嗇りんしょくな隠居婆が、妹に貰いし年玉金を失い歎くに、家内の者ども疑わるる事の迷惑と諸神に祈誓する。
私はこの武家義理、それから、永代蔵えいたいぐら、諸国噺、胸算用むねさんようなどが好きである。
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)
だが、実をいふと、カアネギイはその折にはもうヘツケル教授の事も自分の眼の前にゐる客の事も忘れて、鉄の値段でも胸算用むなさんようしてゐるらしかつた。
長火鉢に寄っかかッて胸算用むなさんように余念もなかった主人あるじが驚いてこちらを向く暇もなく、広い土間どま三歩みあしばかりに大股おおまたに歩いて
忘れえぬ人々 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)