“臆測”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おくそく98.2%
おしあて1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……これは、どうも少し、臆測おくそくに過ぎるかもしれない……けれども、どうしてもぼくの想像は、こんなふうにばかり傾いてくるんだ。
灯台鬼 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
ところが必要な鎖の輪が欠けているために実際は関係のよくわからぬ事件が、史家の推定や臆測おくそくで結びつけられる場合が多いであろう。
科学と文学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
臆測おしあてにも知るあたはざるはこのやぶから棒のぬしなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)