“内々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ないない56.6%
ない/\34.9%
うち/\4.8%
うちうち3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……俺は小さい時から一種の精神異状者に生れ付いているのじゃないか知らん……なぞと内々で気を付けるようになったものである。
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ち、縣下豐岡川治水工事第一期六百萬圓、とらしたから、すくみにつて、内々期待した狐狸どころの沙汰でない。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「俺たちはあんな唄を聞いてはいけないんだよ。俺達は軍人になるんだから、内々のことなんかは何時でも忘れられる心組でなければいけないんだよ。」
淡雪 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
(旦那、このを一人願われませんでござりましょうか。内々のもので、客ではござりません。お部屋へ知れますと悪うござりますが、貴下様思召で、)と至って慇懃です。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)