“ないない”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
内々92.6%
内内3.7%
内〻1.9%
内密1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おッ母さんもね、内々(ないない)心配していただよ。ひどいことを言うって、どんなこと言うのかい。それで男親は悪い顔もしないかい」
春の潮 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
人知らずカッと上気せしも、単(ひとえ)に身嗜(みだしなみ)計(ばかり)にはあらず、勿体(もったい)なけれど内内(ないない)は可愛(かわゆ)がられても見たき願い、悟ってか吉兵衛様の貴下(あなた)との問答、婚礼せよせぬとの争い
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
この金八が若い時の事で、親父にも仕込まれ、自分も心の励みの功を積んだので、大分に眼が利いて来て、自分ではもう内〻(ないない)、仲間の者にもヒケは取らない、立派な一人前の男になったつもりでいる。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
成る限り大切(だいじ)を取って極々の内密(ないない)に、しかも出来るだけ速(は)よう下手人を探し出せと言う大目付からの御内達で、お係りのお目付、松倉十内様(どん)も往生、垂れ冠って御座る。