“ない/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
内々93.5%
内内3.2%
無々3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
添書そえしょの通りお宅にてこれを解き御覧の上渡邊様方に勤め居り候御兄様おあにさまへ此の文御見せ内々ない/\御重役様へ御知らせ下され候様願いあげ※尚
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
自分達が浮世絵の博物館をふた時は曇つた日の午後三時頃であつたが、各室の監視人は自分達の為におほひのとばりてつして浮世絵の一一いち/\を実は内内ない/\迷惑を感じるまで仕細に観せて
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
たゞ無々ない/\とばかり云ひをつておのれ今にあやまるか辛目からきめ見せて呉んと云ながら一升ます波々なみ/\と一ぱいつぎ酒代さかだい幾干いくらでも勘定するぞよく見てをれと冷酒ひやざけますすみより一いきにのみほしもうぱいといひつゝ又々呑口のみくち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)