“無々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ない/\50.0%
むむ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞ無々ない/\とばかり云ひをつておのれ今にあやまるか辛目からきめ見せて呉んと云ながら一升ます波々なみ/\と一ぱいつぎ酒代さかだい幾干いくらでも勘定するぞよく見てをれと冷酒ひやざけますすみより一いきにのみほしもうぱいといひつゝ又々呑口のみくち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なべて人の世に相逢あいあうということ、うなずき合うということ、それ等は、結局、この形に於てのみ真の可能なのではあるまいか。寂寞の姿と無々むむの眼と——。
雛妓 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)