“桝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ます97.4%
これ1.3%
ボックス1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『二ヶ月ぜんの様にますを取っておきますが、留守中盗賊どろぼうに見舞われてはかなわないね』と笑いながらドーブレクが云っていた、という。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
俺か、俺はこれに一ぱいならして賣るのよ。
佃のわたし (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
札場の若い男が昼のボックスに長々と寝て西瓜すゐくわの皮をペン小刀ナイフでむいて居る詩であつた。何の関係も無い事だがその詩を思出した。そして、「寂れた沈着おちつきの無い町だ。」とこの町を見た。
茗荷畠 (新字旧仮名) / 真山青果(著)