“桝屋”の読み方と例文
読み方割合
ますや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桝屋ますやの佐吉があげたのは八人だったが、あたしはその中で五人を選んだ。その五人はいまでも、いろいろな意味で人を苦しめ、だまし、泣かせている。
五瓣の椿 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
する桝屋ますや久藏と云者と尋ねしに其頃新店なれども評判ひやうばんよきにや直に知ければ吾助は大いによろこまづ見世みせに行て樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そんな事を言ふうちに、二人は彌次馬に取圍まれた酒屋——桝屋ますや傳七——の前に立つて居りました。