“西瓜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すいか81.7%
すゐくわ13.5%
スイカ1.6%
すいくわ0.8%
すいた0.8%
すゐか0.8%
ウォーター・メロン0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おっと、待てよ。これは悴の下駄を買うのを忘れたぞ。あ西瓜が好きじゃ。西瓜を買うと、もあ奴も好きじゃで両得じゃ。」
(新字新仮名) / 横光利一(著)
油煙がぼうつとるカンテラのがさういふてをしくせてる。つた西瓜さな一のりである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
彼等は日ねもす小径を掃いて砂をいたり、自分たちの手でき起こした花壇や、胡瓜西瓜甜瓜の苗床の草むしりをしたり、水をやったりしていた。
西瓜を食ふな眞桑瓜を食ふな、あるひは章魚が惡い生水が危險だとかいふやうな訓示が懸廳から村役場や警察の手を經て村々へ傳へられるのを、漁夫どもはれのない囈言として聞き流してゐた。
避病院 (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
店びらきの日、筋向いにも果物屋があるのを見て、「西瓜屋の向いに西瓜屋が出来て、西瓜同志の差し向い」
わが町 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
「だつて口惜しいぢやありませんか、親分。若くて綺麗な娘は、天からの授かりものだ。それを腐つた西瓜のやうに叩き割られちや——」
西瓜という字からひいたら、そこには水の瓜あるいはパステクと植物の学名のような字があった。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)