“甜瓜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まくはうり26.9%
まくわうり26.9%
まくわ15.4%
メロン15.4%
まくは7.7%
まつくわうり3.8%
カンカ3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
をどり周圍しうゐにはやうや村落むら見物けんぶつあつまつた。混雜こんざつして群集ぐんしふすこはなれて村落むら俄商人にはかあきんどむしろいて駄菓子だぐわしなし甜瓜まくはうり西瓜すゐくわならべてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
萱やすゝきが人の肩も見えぬばかりに生ひ茂つて、をり/\見る一軒屋には、桔槹はねつるべが高くかゝつて、甜瓜まくわうりきいろく熟してゐた。
草津から伊香保まで (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
皆、甜瓜まくわを二つに割って、印籠づくりの立上り霊妙に、そのと、ふたとが、すっと風を吸って、ぴたりと合って、むくりと一個ひとつ、瓜が据る。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
おれは描き上げた甜瓜メロンと林檎を実物と見比べながら斯う思つて微笑みたい気分になつた。メロンは一昨日描いたのよりも円味が出て居る。林檎は可なり実物に近い色になつた。
素描 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
丁度靜かな沼の水に荇菜あささの花がいて居るやうに黄色な小さな花は甜瓜まくはであります。
白瓜と青瓜 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「何よりも甜瓜まつくわうりが自慢なんですがね。」
マクワウリの漢名は甜瓜カンカである。すなわちこれはその味が特に他の瓜より甘いからである。甜は甘いことである。ゆえにまた甘瓜の一名がある。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)