“まくわうり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真桑瓜69.6%
甜瓜30.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てのひらに載せた真桑瓜まくわうりのその色を見、その重さを感ずるようにわが五感の感覚や意識で明白に解脱の正体を見きわめなければ安心出来なかった。
宝永噴火 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
○くだものにじゅんずべきもの 畑に作るものの内で、西瓜すいか真桑瓜まくわうりとは他の畑物とは違うて、かえってくだものの方に入れてもよいものであろう。
くだもの (新字新仮名) / 正岡子規(著)
(帽子を脱ぐ、ほとんど剃髪ていはつしたるごとき一分刈いちぶがりの額をでて)や、西瓜と云えば、内に甜瓜まくわうりでもありますまいか。——茶店でもない様子——(見廻す。)
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
甜瓜まくわうり 九二・四四 一・一五 〇・四八 四・一〇 一・二四 四・五九
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)