“まくわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
甜瓜66.7%
16.7%
真桑16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久さんは怪訝けげんな眼を上げて、「え?」と頓狂とんきょうな声を出す。「何さ、今しがたお広さんがね、甜瓜まくわってたて事よ、ふ〻〻〻」
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
胡瓜きうりなどは全くなくなつて、おびただしかつたまくわ瓜、唐もろこし、林檎りんごなども——高くなつたのであらう——甚だ少い。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
「はい、西瓜すいかでも切りましょうか。心太ところてん真桑まくわ、何を召あがります。」
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)