“䑛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
40.0%
しゃぶ40.0%
まくわ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大幅の清少納言の後向うしろむきの姿の「繪姿の頸筋のあたり」を、舌の尖端さきでかるくめる、といふところであり、その後の例は、『兵隊の宿』のなかの、お光といふ女主人公が
「鱧の皮 他五篇」解説 (旧字旧仮名) / 宇野浩二(著)
彼は私を貪りつくし、裸になして、そして其処に震えつつ転っている私の魂をまでしゃぶろうとしている。
蠱惑 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
胡瓜きうりなどは全くなくなつて、おびただしかつたまくわ瓜、唐もろこし、林檎りんごなども——高くなつたのであらう——甚だ少い。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)