“しゃぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
76.9%
15.4%
7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貧乏な人たちの子女が、わずかな金のために、身を縛られて、楼主といったような連中の餌食になって骨までしゃぶられていることです。
島原心中 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
帳場のすすけたラムプを模した電燈の蔭に、向うむきに坐った見すぼらしい鳥打帽の男がチビリチビリとストローをしゃぶっているほかには誰も居ない。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
私が考えること、行うこと、それをみんな彼奴が盗んでしまうんだ。彼は私を貪りつくし、裸になして、そして其処に震えつつ転っている私の魂をまでしゃぶろうとしている。
蠱惑 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
今度は品を代えて、巴里仕込みの上等のボンボンを口の中に入れてやれば、一しゃぶり䑛ってぽいと吐き出すというつれない仕方、世が世であれば、帽子掛けへ猫つるしにつるすとか、どこか固いところをコツンと一つやるとか
小「何も食べません、何をやっても勿体ない/\と云って何も食べません塩物をやったがそれも食べません、お香物こう/\しゃぶって御膳ごぜんを食べて、一番しまいに香物をガリ/\と食べました」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)