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瘡
ふりがな文庫
“瘡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かさ
56.5%
きず
26.1%
カサ
6.5%
もがさ
4.3%
おでき
2.2%
がさ
2.2%
そう
2.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かさ
(逆引き)
人目を避けて、
蹲
(
うずくま
)
って、
虱
(
しらみ
)
を
捻
(
ひね
)
るか、
瘡
(
かさ
)
を
掻
(
か
)
くか、弁当を使うとも、
掃溜
(
はきだめ
)
を探した
干魚
(
ほしうお
)
の骨を
舐
(
しゃぶ
)
るに過ぎまい。乞食のように薄汚い。
伯爵の釵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
瘡(かさ)の例文をもっと
(26作品)
見る
きず
(逆引き)
それを半途に、また、東方に軍事を起すのは、心腹の病をあとにして、手足の
瘡
(
きず
)
を先にするようなものでしょう。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
瘡(きず)の例文をもっと
(12作品)
見る
カサ
(逆引き)
かせはこせなどゝ通じて、やがて又
瘡
(
カサ
)
・くさなどゝも同根の皮膚病の汎称です。此をとりに来るのは、人や田畠の悪疫を駆除する事になるのです。
翁の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
瘡(カサ)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
もがさ
(逆引き)
御腿の
瘡
(
もがさ
)
を御切らせになつた事もございますし、——一々數へ立てゝ居りましては、とても際限がございません。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
瘡(もがさ)の例文をもっと
(2作品)
見る
おでき
(逆引き)
しかし、それでもまだ
棄
(
す
)
てられるほどではなかったが、間もなく
瘡
(
おでき
)
が出来て、それが
潰
(
つぶ
)
れて
牀席
(
ねどこ
)
をよごしたので、とうとう
逐
(
お
)
い出された。
翩翩
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
瘡(おでき)の例文をもっと
(1作品)
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がさ
(逆引き)
辞書には「セプテンニス・プソリアアジス」は七
年
(
ねん
)
瘡
(
がさ
)
の事なりと、氷のやうにつめたい解釈がのつてゐた。
茶話:07 大正十四(一九二五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
瘡(がさ)の例文をもっと
(1作品)
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そう
(逆引き)
彼一たび死す、水戸老公はあたかも放たれたる虎の如し、その幕閣より
遠
(
とお
)
ざかるに比例して朝廷と密着し、一孔生じて千
瘡
(
そう
)
出で、遂に容易ならざる禍機を惹起せり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
瘡(そう)の例文をもっと
(1作品)
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瘡
漢検1級
部首:⽧
15画
“瘡”を含む語句
疱瘡
痘瘡
瘡毒
松皮疱瘡
瘡蓋
瘡痍
金瘡
疱瘡神
瘡痕
人面瘡
小瘡
種疱瘡
植疱瘡
湿瘡
狼瘡
矢瘡
瘡口
鵞口瘡
悪瘡
瘡毒気
...
“瘡”のふりがなが多い著者
アリギエリ・ダンテ
島木健作
牧野富太郎
蒲原有明
魯迅
蒲 松齢
三遊亭円朝
小栗虫太郎
吉川英治
南方熊楠