“瘡”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かさ53.7%
きず26.8%
カサ7.3%
もがさ4.9%
おでき2.4%
がさ2.4%
そう2.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“瘡”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩21.4%
文学 > 中国文学 > 小説 物語2.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
とりわけ人に嫌らわれるのは、彼の頭の皮の表面にいつ出来たものかずいぶん幾個所いくこしょかさだらけの禿はげがあった。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
「飛んでもない、あつしは飮んで食ふだけが藝當で。親分も御存じの通り、かさと道樂氣は、これんばかりもありやしません」
衣服をかたぬぎながら、関羽はきずを病んでいる片臂かたひじを医師の手にまかせ、なお右手では碁盤に石を打っていた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「曹操何ものぞ。きずえるのを待ってはいられない。すぐわしの戦袍せんぽうかぶとをこれへ持て、陣触れをせいっ」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
遭難後二三日すると、頭一面にカサのできたわらしの手を引いて、嬶が泣く泣くやってきた。
鰊漁場 (新字新仮名) / 島木健作(著)
かせはこせなどゝ通じて、やがて又カサ・くさなどゝも同根の皮膚病の汎称です。
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
それから又華陀くわだの術を伝へた震旦しんたんの僧に、御腿おんもゝもがさを御切らせになつた事もございますし、——一々数へ立てゝ居りましては
地獄変 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
大饗おほみうけの引出物に白馬あをうまばかりを三十頭、賜つたこともございますし、長良ながらの橋の橋柱はしばしらに御寵愛のわらべを立てた事もございますし、それから又華陀の術を傳へた震旦しんたんの僧に、御腿のもがさを御切らせになつた事もございますし、——一々數へ立てゝ居りましては、とても際限がございません。
地獄変 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
しかし、それでもまだてられるほどではなかったが、間もなくおできが出来て、それがつぶれて牀席ねどこをよごしたので、とうとうい出された。
翩翩 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
辞書には「セプテンニス・プソリアアジス」は七ねんがさの事なりと、氷のやうにつめたい解釈がのつてゐた。
彼一たび死す、水戸老公はあたかも放たれたる虎の如し、その幕閣よりとおざかるに比例して朝廷と密着し、一孔生じて千そう出で、遂に容易ならざる禍機を惹起せり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)