“潰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つぶ86.9%
つい6.5%
つぶし0.9%
0.9%
つひ0.9%
くず0.5%
つぶれ0.5%
ひし0.5%
つぶす0.3%
くづ0.2%
0.2%
ちや0.2%
ついや0.2%
つか0.2%
つひや0.2%
つぶさ0.2%
づけ0.2%
づぶ0.2%
のこ0.2%
ひしゃ0.2%
0.2%
0.2%
やぶ0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆるいと、した蔬菜であるが、この頃ではがうまく動かないとみえ、口からこぼしたりするので、ずいぶん時間がかかる。
竹柏記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
この世の中の何処かの隅であの白痴がえ崩れて仕舞うような傷ましさを、お蘭の心がしきりに感じるのをどうしようもなかった。
みちのく (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
特に女の眼をばせそうな冬菜は、形のまま青くで上げ、小鳥は肉をして、枇杷の花の形に練り慥えてあった。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ごろごろ坊主頭が鉄の、鉄のい鬼にぶされて苦しんで居るのを見たが、それでもまあ普通の坊主は地獄の中でも少しはまた楽な事がある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
洞の前數歩には、その頃いと寂しき一軒の家ありて、「カタコンバ」のうちの一つに造りかけたりき。この家今はえて斷礎をのみぞ留めたる。
金剛の身には金剛の病、巌石も凍融の春の風にはるる習いだから、政宗だとて病気にはなろう。虫気というは当時の語で腹痛苦悩の事である。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
すべて大材る事目をせり、これ皆雪にざるの用心なりとぞ。
そして、時々合間を隔てて、ヒュウと風のる音が虚空ですると、鎧扉がしげに揺れて、雪片が一つ二つ棧の上でげて行く。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
とはの木にて作りたる木鋤にてごとくして取捨るを里言に雪を掘といふ、に初編にもいへり。かやうにせざれば雪のゆゑなり。
私にまた先程のやかな昂奮が歸つて來た。私は手當り次第に積みあげ、また慌しくし、また慌しく築きあげた。しく引き拔いてつけへたり、取り去つたりした。
檸檬 (旧字旧仮名) / 梶井基次郎(著)
親譲りの財産をすっかりってしまい、その上親類中に大迷惑をかけ、長い間行方を晦ましていましたが、何十年目かで再び皆の前に姿を見せました時は
むかでの跫音 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
毎日苦蟲したやうなつきばかしされたんぢやんなつちまあぞ、本當
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ただ一揉みに屑屋を飛ばし二揉み揉んでは二階をじ取り、三たび揉んでは某寺をものの見事にし、どうどうどっとをあぐるそのたびごとに心を冷やし胸を騒がす人々の
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ある夏の夕方、仲善しの朋輩の一人が、荒縄の水につたのを
垣を引き捨て塀を蹴倒し、門をもし屋根をもめくり軒端の瓦を踏み砕き、唯一揉に屑屋を飛ばし二揉み揉んでは二階を捻ぢ取り、三たび揉んでは某寺を物の見事にし崩し
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
雪にれざる也。庭樹は大小にべきはまげて縛束椙丸太又は竹をとなしてからしむ。雪をいとへば也。冬草菰筵を以む。
れてしまったけれど、まだ形だけは残っている。アルコールにしよう。」
椰子蟹 (新字新仮名) / 宮原晃一郎(著)
あれは御存じのように縹緻が自慢でございます、自分ではこの城下で幾人のなかにはいると思っているのを、泰三さんが踏んしたひょっとこのようだとお云いなすったそうで
思い違い物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「曲者のしていつたと思ふ品でもなかつたのか」
だから、あの風精のユーモアは、今のような論理追求だけでげてしまうようなしろものじゃない。きっと水精などとは似ても似つかぬほど、狂暴的な幻想的なものに違いないのだ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
私は彼の下にされていた私の体を、静かに外へ引きずり出した。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
そして、らしくも指までしゃげてしまった、あの四肢の姿が、私の心にこうも正確な、まるで焼印のようなものを刻みつけてしまったのです
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
諸仏菩薩もお許しあれ、生雲塔の頂上より直ちに飛んで身を捨てん、投ぐる五尺の皮嚢れて醜かるべきも、きたなきものを盛ってはおらず、あわれ男児醇粋
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
曼珠沙華えたる門をつくろはず
松本たかし句集 (新字旧仮名) / 松本たかし(著)