“暇潰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひまつぶ91.7%
ひまつぶし8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さる無駄口に暇潰（ひまつぶ）さんより手取疾（てっとりばや）く清元と常磐津とを語り較べて聞かすが可（よ）し。其人聾にあらざるよりは、手を拍ってナルといわんは必定。
小説総論 (新字新仮名) ／ 二葉亭四迷(著)
まことに世をすねた好事家（こうずか）が、ひそかに暇潰（ひまつぶ）しにこしらえたとも呼びたい、それはなんの意義をも持たぬかに見える全くの袋小路であった。
地図にない街 (新字新仮名) ／ 橋本五郎(著)
そいつは難有（ありがた）過ぎた暇潰（ひまつぶし）ですて。そんな暇があると
ファウスト (新字新仮名) ／ ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(著)
少しは自由を得て暇潰（ひまつぶし）な事も
ファウスト (新字新仮名) ／ ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(著)