“ひまつぶし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
暇潰33.3%
消閑法33.3%
隙潰33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そいつは難有ありがた過ぎた暇潰ひまつぶしですて。そんな暇があると
少しは自由を得て暇潰ひまつぶしな事も
『本當か、それは?』劍持は一寸不思議さうに對手の顏を見て、『……ああ、何か? 君は松永君が郷里へ歸つたんで、何かまた別の消閑法ひまつぶしを考へ出さにやならんのか?』
我等の一団と彼 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
主翁はひどく碁が好きであったが、それは所謂いわゆ下手へた横好よこずきで、四もくも五目も置かなければならなかった。それでも三左衛門は湯治とうじの間の隙潰ひまつぶしにその主翁を対手あいてにしていた。
竈の中の顔 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)