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湯治
ふりがな文庫
“湯治”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とうじ
75.6%
たうぢ
24.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうじ
(逆引き)
それなら、
湯治
(
とうじ
)
にゆきなさるといい。ここから十三
里
(
り
)
ばかり
西
(
にし
)
の
山奥
(
やまおく
)
に、それはいい
湯
(
ゆ
)
があります。
谷
(
たに
)
は
湯
(
ゆ
)
の
河原
(
かわら
)
になっています。
石をのせた車
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
云うのであろうそのうちには本音を
吐
(
は
)
くであろうともうそれ以上の
詮議
(
せんぎ
)
は
止
(
や
)
めて
取敢
(
とりあ
)
えず
身二
(
みふた
)
つになるまで有馬へ
湯治
(
とうじ
)
にやることにした。
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
湯治(とうじ)の例文をもっと
(34作品)
見る
たうぢ
(逆引き)
湯治
(
たうぢ
)
を
幾日
(
いくにち
)
、
往復
(
わうふく
)
の
旅錢
(
りよせん
)
と、
切詰
(
きりつ
)
めた
懷中
(
ふところ
)
だし、あひ
成
(
な
)
りませう
事
(
こと
)
ならば、
其
(
そ
)
の
日
(
ひ
)
のうちに
修善寺
(
しゆぜんじ
)
まで
引返
(
ひきかへ
)
して、
一旅籠
(
ひとはたご
)
かすりたい。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
路用から
湯治
(
たうぢ
)
の雜用を併せて三兩二分ばかり、あとに殘つたのは、煙草入に女房のお靜が入れてくれた、たしなみの
小粒
(
こつぶ
)
が三つだけです。
銭形平次捕物控:082 お局お六
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
湯治(たうぢ)の例文をもっと
(11作品)
見る
“湯治”の意味
《名詞》
湯治(とうじ)
温泉に入湯することによって病気を治療すること。
(出典:Wiktionary)
“湯治”の解説
湯治(とうじ)とは、温泉地に長期間(少なくとも一週間以上)滞留して特定の疾病の温泉療養を行う行為である。日帰りや数泊で疲労回復の目的や物見遊山的に行う温泉旅行とは、本来区別すべきである。
(出典:Wikipedia)
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
治
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“湯治”で始まる語句
湯治場
湯治客
湯治塲
検索の候補
湯治場
湯治客
潮湯治
塩湯治
寒湯治
御湯治
湯治塲
安湯治客
明治湯
“湯治”のふりがなが多い著者
小山内薫
中里介山
江見水蔭
三遊亭円朝
作者不詳
泉鏡太郎
高浜虚子
林不忘
江戸川乱歩
斎藤茂吉