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切詰
ふりがな文庫
“切詰”の読み方と例文
読み方
割合
きりつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりつ
(逆引き)
湯治
(
たうぢ
)
を
幾日
(
いくにち
)
、
往復
(
わうふく
)
の
旅錢
(
りよせん
)
と、
切詰
(
きりつ
)
めた
懷中
(
ふところ
)
だし、あひ
成
(
な
)
りませう
事
(
こと
)
ならば、
其
(
そ
)
の
日
(
ひ
)
のうちに
修善寺
(
しゆぜんじ
)
まで
引返
(
ひきかへ
)
して、
一旅籠
(
ひとはたご
)
かすりたい。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
切詰
(
きりつ
)
めた予算だけしか有しておらぬことであるから、当人は人一倍
困悶
(
こんもん
)
したが、どうも病気には勝てぬことであるから、
暫
(
しばら
)
く学事を
抛擲
(
ほうてき
)
して心身の保養に
力
(
つと
)
めるが
宜
(
よ
)
いとの勧告に従って
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
即ち、自分の犯罪の痕跡という痕跡、証拠という証拠を
悉
(
ことごと
)
く自分の手で調べ上げて、どうしても自分が犯人でなければならぬ事が、云わず語らずの中にわかる……という紙一枚のところまで
切詰
(
きりつ
)
める。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
切詰(きりつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通
検索の候補
詰切
切迫詰
切羽詰
“切詰”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
柳田国男
幸田露伴
夢野久作
泉鏡花