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切尖
ふりがな文庫
“切尖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きっさき
96.2%
きつさき
3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きっさき
(逆引き)
「それから取っ組み合いが始まったが、恐ろしく強い野郎で、その上
匕首
(
あいくち
)
を持ってやがる。
切尖
(
きっさき
)
を
除
(
よ
)
けるはずみに、
鼠坂
(
ねずみざか
)
を
逆落
(
さかおと
)
しだ」
銭形平次捕物控:148 彦徳の面
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
こんな独り言を云いながら、
敬虔
(
けいけん
)
に短刀を抜いてみた。恐らくあげ物というやつだろう、
鍔
(
つば
)
から
切尖
(
きっさき
)
までのバランスがとれていない。
長屋天一坊
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
切尖(きっさき)の例文をもっと
(50作品)
見る
きつさき
(逆引き)
わが
切尖
(
きつさき
)
にかゝりて板の間へ落ち
転
(
ころ
)
めけば、和尚悪獣の如き悲鳴を揚げ、方丈の
方
(
かた
)
へ逃げ行かむとするに、
彼
(
か
)
の若衆、隔ての障子を物蔭より詰めやしたりけむ。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
灯
(
あかり
)
で見ると、倒れてゐるのは三十五六の浪人者で(後でそれは福井町に住んでゐる城彈三郎と知れましたが)脇差で左の胸を深々と刺され、
切尖
(
きつさき
)
が白々と背に突き拔けたまゝ
銭形平次捕物控:139 父の遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
切尖(きつさき)の例文をもっと
(2作品)
見る
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
尖
漢検準1級
部首:⼩
6画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通
切立
“切尖”のふりがなが多い著者
下村湖人
山本周五郎
ギルバート・キース・チェスタートン
林不忘
中里介山
泉鏡花
正岡容
尾崎士郎
三遊亭円朝
夢野久作