“切尖”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きっさき93.8%
きつさき6.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“切尖”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語(児童)9.1%
文学 > 英米文学 > 小説 物語1.7%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
と新九郎の声は悲痛そのものであった。右手めてにかまえた切尖きっさきは千浪の胸の前で、ただわくわくとふるえていた。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「北へ四枚目の隅の障子を開けますとね。溝へ柄を、その柱へ、切尖きっさきを立掛けてあったろうではありませんか。」
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あかりで見ると、倒れてゐるのは三十五六の浪人者で(後でそれは福井町に住んでゐる城彈三郎と知れましたが)脇差で左の胸を深々と刺され、切尖きつさきが白々と背に突き拔けたまゝ、横つ倒しになつてこと切れて居りました。
その毛だらけなる熊の如き手首、種子島を握りたるまゝ、わが切尖きつさきにかゝりて板の間へ落ちころめけば、和尚悪獣の如き悲鳴を揚げ、方丈のかたへ逃げ行かむとするに、の若衆、隔ての障子を物蔭より詰めやしたりけむ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)