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切立
ふりがな文庫
“切立”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きったて
40.7%
きった
33.3%
きつた
7.4%
きりた
7.4%
きりたて
7.4%
きつたて
3.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きったて
(逆引き)
という処へ、
萌黄
(
もえぎ
)
裏の紺看板に二の字を抜いた、
切立
(
きったて
)
の
半被
(
はっぴ
)
、そればかりは威勢が
可
(
い
)
いが、かれこれ七十にもなろうという、
十筋右衛門
(
とすじうえもん
)
が
向顱巻
(
むこうはちまき
)
。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
切立(きったて)の例文をもっと
(11作品)
見る
きった
(逆引き)
あの空とあの雲の間が海で、浪の
噛
(
か
)
む
切立
(
きった
)
ち岩の上に
巨巌
(
きょがん
)
を刻んで地から生えた様なのが夜鴉の城であると、ウィリアムは見えぬ所を想像で描き出す。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
切立(きった)の例文をもっと
(9作品)
見る
きつた
(逆引き)
途中
(
とちう
)
お
納戸町邊
(
なんどまちへん
)
の
狹
(
せま
)
い
道
(
みち
)
で、
七八十尺
(
しちはちじつしやく
)
切立
(
きつた
)
ての
白煉瓦
(
しろれんぐわ
)
に、
崖
(
がけ
)
を
落
(
お
)
ちる
瀑
(
たき
)
のやうな
龜裂
(
ひゞ
)
が、
枝
(
えだ
)
を
打
(
う
)
つて、
三條
(
みすぢ
)
ばかり
頂邊
(
てつぺん
)
から
走
(
はし
)
りかゝつて
居
(
ゐ
)
るのには
肝
(
きも
)
を
冷
(
ひや
)
した。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
切立(きつた)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
きりた
(逆引き)
で、
此
(
こ
)
のものどもの
寄
(
よ
)
つた
方
(
はう
)
は、
木
(
き
)
の
根
(
ね
)
ぐるみ
地壓
(
ぢおさ
)
への
杭
(
くひ
)
も
露顯
(
あらは
)
に、
泥
(
どろ
)
の
崩
(
くづ
)
れた
切立
(
きりた
)
てで、
上
(
うへ
)
には
樹立
(
こだち
)
が
參差
(
すく/\
)
と
骨
(
ほね
)
を
繋
(
つな
)
ぐ。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
切立(きりた)の例文をもっと
(2作品)
見る
きりたて
(逆引き)
「そうかい、ああ私も今、手を
拭
(
ふ
)
こうとすると、真新しい
切立
(
きりたて
)
の掛手拭が、冷く濡れていたのでヒヤリとした。」
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
切立(きりたて)の例文をもっと
(2作品)
見る
きつたて
(逆引き)
恰
(
あたか
)
も
切立
(
きつたて
)
の
崖上
(
がけうへ
)
で、
縁
(
えん
)
の
小庭
(
こには
)
に、
飛石
(
とびいし
)
三
(
み
)
つ
四
(
よ
)
つ。
躑躅
(
つゝじ
)
——
驚
(
おどろ
)
くな——
山吹
(
やまぶき
)
などを
輕
(
かる
)
くあしらつた、
此
(
こ
)
の
角座敷
(
かどざしき
)
。
飯坂ゆき
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
切立(きつたて)の例文をもっと
(1作品)
見る
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“切立”で始まる語句
切立地
切立石垣
検索の候補
切立地
切立石垣
立切
“切立”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎
魯迅
柳宗悦
三遊亭円朝
作者不詳
夏目漱石