“打”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
45.6%
34.3%
うち7.8%
ダース1.6%
ぶち1.3%
ぶっ1.3%
うた1.1%
うっ0.8%
うつ0.8%
たた0.7%
(他:38)4.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“打”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸100.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)18.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語15.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そう思うとあり合わせるものを取ってちこわすか、つかんで引き裂きたいような衝動がわけもなくこうじて来るのだった。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
多「己此処まで惣吉さんの供をして、今坊さまを連れて山を下りては四年五年心配しんぺえった甲斐けえがねえ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その無邪氣むじやき態度たいどおもひ、その笑顏ゑがほおもひ、おもはずつくゑつて
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
それから、イミテーションは外圧的の法則であり、規則であるという点から、唯こわしていというものではない。
模倣と独立 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
三年回でしたから、私たちからのお供えとして、丸帯の立派なのをこわして仏壇の「うちしき」をこしらえてもって行きました。
長「贅沢と云やア雉子きじうちたてだの、山鳩やひよどりは江戸じゃア喰えねえ、此間こねえだのア旨かったろう」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
と言つて、麦酒ビールを半ダース持出して来た。剽軽な英吉利兵は麦酒壜を両腋に抱へ込むで、自分の塹壕へ転げ込むださうだ。
その時、小函を一ダースずつ紙に包み、更に大きい木箱に詰めている包装で、ふいに、シユーッシユーッと空気を斬る音響が起った。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
角「馬鹿野郎、まだ金を借りたいと云うか、名主へ連れてくのは面倒だからぶちのめしたんだ、けったらかねえか」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
滅多に手荒なことをしたことのなかった父親をして、しまいにお島の頭髪たぶさつかんで、彼女をそこに捻伏ねじふせてぶちのめすような憤怒を激発せしめた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
けえろつらぶっかけるように、仕かけの噴水が、白粉おしろいの禿げた霜げた姉さんの顔を半分に仕切って、洒亜しゃあと出ていら。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ただ白湯さゆぶっかけてザクザク流し込むのだが、それが如何いかにも美味うまそうであった。
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
長吉はこの夕陽の光をば何という事なく悲しく感じながら、折々おりおり吹込む外の風が大きな波をうたせる引幕の上を眺めた。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
微妙いみじ姫神ひめがみ、余りの事の霊威にうたれて、一座皆ひざまずいて、東の空を拝みました。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
うすると運用がた佐々倉桐太郎ささくらきりたろうは、イヤ打てないことはない、乃公おれうって見せる。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
こりゃ、なんねえ、しょことがない、ともううっちゃらかして、おさえて突立つったってびくびくして見ていたらな。
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
『ほんとに、さうでしたねえ』とだれ合槌あひづちうつれた、とおもふと大違おほちがひ眞中まんなか
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
よつうをもとくさうつへびをどろ狼狽うろたへもの
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
皆気が利かないから私でも居なければ、暖まらない時に湯タンポを入れたり、夜着の肩をたたいてあげるのは一人も居ないんですものねえ。
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
で、多勢はお宮の境内で、太鼓をたたいて歌ひながら、雨乞踊あまごひをどりをいたしました。
馬鹿七 (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)
かぜをよび、一颯血さっけつを立てるものは、加賀見忍剣かがみにんけん禅杖ぜんじょうでなくてはならない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
介は、顔を抱えて少しよろめいた。それへ向って、さらに正季の二が追いをみせたときである。縁の上から正成が、
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ぶッつけなりの茅屋かややの窓は、山が開いたまなこに似て、あたかもおおいなるひきがえるの、明けく海から掻窘かいすくんで
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と云われてまご/\して彼方あっちぶッつかり、此方こっちへ突当って滑ったり、たらいの中へ足を突込つッこんで尻もちをつくやら大騒ぎで、
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
恒「何様な仔細があるかア知らねえが、とっさんのこせえた棚をたゝき毀して縁切の書付を出すとア、話にならねえ始末だ」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
仙「手前てめえは何うでもいが、此奴の名前なめえを云えよ、何処の奴だ、云わねえとたゝッ殺すぞ」
母親は物優しく「まあ二郎ちゃん、お前さんは何をしだい、何もしない兄さんをぶつなんて、お父さんがお帰りですと叱られたらどうなさいます。さあおわびをなさい。」
迷い路 (新字新仮名) / 小川未明(著)
逃げ出す途端に、貴方あなたぶつかりまして、何とも申訳がありません
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
諏訪栄三郎、そのさまを見るより、昨夜来、血に飽いている武蔵太郎をちょうッ! とひるがえして、左膳へ斬りこむ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
行燈あんどんの下、山城守と造酒、ちょう! 打! と鍔元を鳴らして、微笑を交した。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
相「殺すのは可愛相かわいそうだが、にやしてやりてえなア、だが喧嘩をした事が知れゝばうなりますか」
相「なんですと、孝助が養子になると、にッこい奴でごじいます、人の恋路こいじの邪魔をすればッて、わたくしが盗人根性があって、お負けに御主人の頭をにやすと、何時いつ私が御主人の頭を打しました」
磯は黙って煙草をふかしていたが、煙管きせるをポンと強くはたいて、ぜんを引寄せ手盛てもりで飯を食い初めた。
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
邪慳にしないてえ、これがあごきずは何うした、なぜ縁側から突落つきおとした、お女郎じょうろだアから子を持ったことがえから、子の可愛い事は知りますめえが、あんたに子が出来て御覧なさえ、一つでもはたくことは出来ねえよ
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ぶたるゝ程憎まれてこそ誓文せいもんかけて移り気ならぬ真実をと早速の鸚鵡おうむ返し、流石さすが可笑おかしくお辰笑いかけて、身を縮め声低く、この手を。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
此方の坂を下りて亦登って貴方へ打ちやしたと届けて出て、それから又坂ア下って又登って向山までにゃア向うの奴は逃げて仕舞うからぶたれ損で、此の体にきず出来でかしたら貴方其の創を癒す事は出来ねえだろうが
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
昌允 それは、このままうっちゃっとけばそうだろうけれど、あの人の言うとおり、美伃と一緒にして了えばそれでいい話じゃないですか。
華々しき一族 (新字新仮名) / 森本薫(著)
されど舟子の少しも心にかけぬさまなるに我等も驚かで、火をおこし湯をたぎらしなどす。
鼠頭魚釣り (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
例えて云うと、或人が茶屋女などに突然背中をやされた刹那せつなに受ける快感に近い或物であった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「疎暴だッてかまわんサ、あんなやつは時々ぐッてやらんと癖になっていかん。君だから何だけれども、僕なら直ぐブン打ッてしまう」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
ぐろうと思えば訳は無いけれども、シカシそんな疎暴そぼうな事も出来ない」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
「僕なら直ぐその場でブンなぐッてしまう」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
踏んでものしても
十五夜お月さん (旧字旧仮名) / 野口雨情(著)
此方が勘ちゃんに頭をられるより余程よッぽど面白い。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
右手みぎてたかく、御秘蔵ごひぞう御神剣ごしんけんかざし、うるし黒髪くろかみかぜなびかせながら、部下ぶか軍兵つわものどもよりも十さきんじて
「今も居ます。現に居ます、ごめんなさい。談じます。談判します、ぶんなぐります、花嫁だなんて失礼な。」
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
斯うしていれば大抵は無難だが、それでも時々何の理由もなく、通りすがりに大切の頭をコツリとって行くこともある。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
一読イチドク、ムセビイテ、三嘆サンタン、ワガクダラナクキタナカベアタマチツケタキオモイ、アア
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
不滅フメツ真理シンリ微笑ホホエンデオシエル、「一長一短イッチョウイッタン。」ケサ、快晴カイセイ、ハネキテ、マコト、スパルタノ愛情アイジョウキミ右頬ミギホオフタツ、マタツ、ツヨツ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
しかし、こうなると私も、四角キャレだの馬乗りア・シュヴァルだの横断線トランスヴァサルだのコラウムだのダズンだのと色んな専門的な細部や
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)