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打着
ふりがな文庫
“打着”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぶつ
33.3%
ぶつか
22.2%
ぶッつ
11.1%
うちき
11.1%
ぶっつ
11.1%
ぶちつ
5.6%
ぶッつか
5.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶつ
(逆引き)
と何を
狼狽
(
うろた
)
えたか、女房はまた顔を赤くした。同時に、要するに、黄色く、むくんだ、亭主の鼻に、額が
打着
(
ぶつ
)
かったに相違ない。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打着(ぶつ)の例文をもっと
(6作品)
見る
ぶつか
(逆引き)
森の
間
(
あい
)
から
視
(
なが
)
めていますと、けたたましい音を立てて、ぐるぐる舞いじゃ、二三度
立樹
(
たちき
)
に
打着
(
ぶつか
)
りながら、
件
(
くだん
)
のその昼間の
妖物
(
ばけもの
)
退治が、駆込んで参りました。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打着(ぶつか)の例文をもっと
(4作品)
見る
ぶッつ
(逆引き)
何の事はない、今夜のこの寂しい新地へ、風を持って来て、
打着
(
ぶッつ
)
けたと思えば可い。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打着(ぶッつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
うちき
(逆引き)
笠に
打着
(
うちき
)
て庄兵衞に
無理
(
むり
)
を言うこと度々なれど庄兵衞意に心能らず思うて
言葉
(
ことば
)
爭
(
あらそ
)
ひせし後は久しく
往通
(
ゆきかよひ
)
もなさで居しが庄兵衞は
疾
(
とう
)
より大藤の
女兒
(
むすめ
)
お光に
戀慕
(
れんぼ
)
なしつゝ忍び/\
袖褄
(
そでつま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
打着(うちき)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぶっつ
(逆引き)
卒然
(
いきなり
)
道端
(
みちばた
)
の小石を拾って
打着
(
ぶっつ
)
けてやろうとしたら、車は先の横町へ曲ったと見えて、もう見えなかった。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
打着(ぶっつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぶちつ
(逆引き)
この方、あの年増めを見送って、
入交
(
いりかわ
)
って来るは若いのか、と前髪の正面でも見ようと思えば、霜げた
冬瓜
(
とうがん
)
に
草鞋
(
わらじ
)
を
打着
(
ぶちつ
)
けた、という異体な
面
(
つら
)
を、
襖
(
ふすま
)
の影から
斜
(
はす
)
に出して
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打着(ぶちつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぶッつか
(逆引き)
洪
(
どっ
)
とそれ
一瀬
(
ひとせ
)
になって
打着
(
ぶッつか
)
ると、あんたの内のこの楓の樹が根こぎになって、どんぶりこと浮き出いてからに、
宅
(
うち
)
の、大黒柱に突き当ったので、それがために動き出いて
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打着(ぶッつか)の例文をもっと
(1作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
“打着”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
二葉亭四迷
泉鏡花
作者不詳
樋口一葉
中里介山
泉鏡太郎