“洪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こう33.3%
どっ25.0%
おほ16.7%
コウ8.3%
ホン8.3%
ごう8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、州の長官以下、大小の諸役人から土軍はもちろん、土地ところの男女僧俗まで、みな道に堵列とれつして、こう大将を出迎えた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ひょろひょろしながら歩行あるいてましたが、奇代なもんでございますね、道なら三町ばかりしたと思うと、どっと火の粉が浴びせて来ました。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
みなぎるや、おほき水、あめかたぶけぬ。
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
。……コウッテ開ク、とあるではないか。すでにいにしえの神仙は、今日、がこれへ参るのを、予言いたしておったのだ。いやだと申す者は、素首すこうべをぶった斬るぞ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
翌日の昼近く——ホン将軍達が何者かに襲撃され、重傷を負ったという噂が拡まって、箇旧コチュウの鉱山主達が色を失った頃である。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
ごうと鳴って新しい火の手が上ると、魔が知らすような激しい人声。わッとわめいてこの町もあやうくなったが、片側の二階からドシドシ投出す、衣類、調度。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)