“素首”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すこうべ50.0%
そっくび43.8%
そつくび6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「無言でおるは、一言いちごんの申しひらきもないという表示か。しからば、約束どおり、この小屋を踏みつぶし、そちの素首すこうべをたたき落して持ち帰るぞ」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
明日は、この穴の中へ、自分の素首そっくびが斬り落されて、文字通り身首ところを異にする運命をまざまざと見せつけられながら、米友は何も言わない。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その素首そつくびの飛ばぬ間に、語れ。
袈裟の良人 (旧字旧仮名) / 菊池寛(著)