“素姓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すじょう83.3%
すじやう13.3%
うぢ1.7%
じょう1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうもはっきりしたことを云わないからよくわからないんだけれどね、われわれの素姓を、むこうじゃ信用しないという意味らしい」
二つの庭 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
「それよりもお鈴だ」と考へると、かの女の方は、まだ決定はさせてないが、度々會つてゐるだけに、よく素姓も心持ちも分つてゐる。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
既に興れり、されど素姓賤しかりしかば、ウベルティーン・ドナートはその後舅が彼をばかれらの縁者となしゝを喜ばざりき 一一八—一二〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
松の木の裏にれた女人の素姓は、まもなくわかりました。これは町内の木屋という木綿問屋の旦那のおでありました。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)