“素直”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すなお68.1%
すなほ17.2%
まっすぐ7.8%
まつすぐ2.6%
すぐさま0.9%
そっちょく0.9%
なほ0.9%
まっす0.9%
まツすぐ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宮様へ素直にお頼みになりまして、あの方の御意見に従われるのがいいと思いますがね、そうでなくば御感情を害することになって
源氏物語:51 宿り木 (新字新仮名) / 紫式部(著)
平次は素直に折れました。殺しがあつた上は、事件の底の底までつて、下手人を擧げてやらうと言つた、御用聞の責任感に立ちります。
ここは佃町よ、八幡様の前を素直に蓬莱橋を渡って、広ッを越した処だ、いか、は早船の船頭で七兵衛とうのだ。
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
れたつて、ふからつ、ひよい/\とて、ばさりとせてじくまる。と素直畷筋を、一個よたよた/\/\と、でも小刻一本脚めていで近寄る。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
一々申立よ素直に云ばへ歸してを云ば家へも歸さず宿入にもぬぞよ三吉其方は番頭久兵衞の
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
もとよりその画は素人らしく、欠点もありますが、しかし、ほんとうに自然な素直な画です。いかにも、かなしさにんでいるようで、ある美しささえ持っています。
いみじくも枝垂るるさくら良子女王素直きおん
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
電車が万世橋の交叉点を素直ぐに貫いても、鷲は翼を納めぬので、さてはこのまま隅田川流罪ものか、軽くて本所から東京の外へ追放になろうも知れぬ。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
(いえ、おしますまでもございませんが、矢張これを素直るのでございませうな。)
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)