“まっすぐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真直92.4%
素直5.3%
正的0.6%
正直0.6%
眞直0.6%
驀直0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一眼にふもとまでかされるのみならず、麓からさき一里余のはたけ真直まっすぐまゆの下に集まって来る。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その時、道端みちばたの草に埋もれている石地蔵様が「さっさっと真直まっすぐきやれ行きやれ」と物を言わっしゃる。
迷い路 (新字新仮名) / 小川未明(著)
真砂町と聞いただけで、主税は素直まっすぐ突立つったち上る。お蔦はさそくに身をかわして、ひらりと壁に附着くッついた。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
(いえ、お伺い申しますまでもございませんが、道はやっぱりこれを素直まっすぐに参るのでございましょうな。)
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
つぶし島田を正的まっすぐに見せて、卓子台の端にぴたりと俯向うつむき、
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
田崎は打ち案じ顔に「旦那はあの通り正直まっすぐなお方だから、よし御隠居の方がわるいにもしろ、自分の仕打ちもよくなかったとそう思っていなさる様子でね。それに今度わたしがお見舞に行ったンでまあ御隠居のお心も通ったというものだから、仲直りも何もありやしないが、しかし——」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
かくて三年みとせばかり浮世を驀直まっすぐに渡りゆかれければ、勤むるに追付く悪魔は無き道理、殊さら幼少よりそなわっての稟賦うまれつき
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)