“屡”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しばしば64.2%
しば/\18.2%
しばし7.3%
しば2.9%
しば/″\2.9%
2.2%
よく1.5%
ヨク0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“屡”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 日本文学4.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.7%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
彼が五六年前に別れたうけくちの女房と、その女房と関係があつたと云ふ酒のみの法師とも、しばしば彼等の話題になつた。
芋粥 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
そう思えば、集古館の不思議どころでなく、以前には、もっとしばしば、そう言う宗教心を衝激したことがあったようである。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
博物館の前は小さな広場で、文豪がしば/\この地に遊んだ縁故えんこから「エミル・ゾラの広場」と云ふ名を負うて居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
この弦月丸げんげつまるにもしば/\そのもようしがあつて私等わたくしら折々をり/\臨席りんせきしたが
ここニ住シテ凡ソ幾年、しばしバ春冬ノかわルヲ見ル寄語ス鐘鼎家しょうていか、虚名ンデ益なかラン」
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
彼の女は名匠ヴェラスケスによつてしばしば描かれたやうな卵形の顔をした、額の余り高くない美人であつた。
アリア人の孤独 (新字旧仮名) / 松永延造(著)
併し、かかる意識(又はその意味にしば々用いられる処の理性)は単なる意識ではなくて歴史的意識(歴史的理性)でなければならない。
辞典 (新字新仮名) / 戸坂潤(著)
私達は居酒屋の娘にしばしの別れを告げに行つた学生の三原を待つた。
川を遡りて (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
百々桜顛、名はとくあざな敬甫けいほ、後年しば/″\榛軒、門田もんでん朴斎等と往来した形迹がある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
しかし阿部邸内の仲間等がしば/″\喧嘩して、累を主人に及ぼすことが多かつたので、榛軒は抱の数を減じてこれを避けようとした。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
少女は、北國の少女にく見受ける、少し猫背のやうな體格ではあツたが、色の白い髮の濃い、ふツくりした顏立であツた。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
叔父は其の時分五六人の小資本家と合同して、小規模の麥酒釀造會社を經營中であツたが、綾さんはく叔父の家に來た。
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
肩衣かたぎぬを賣る店を市中でよく見出したが、その際予は未だ嘗つて知らなかつたところの「市中漫歩者の情調」に襲はれた。
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
よく見るのは福翁、白鶴、金霞、○○正宗、それに波に日の出の朝日ビール。
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
朝間、馬などに乗らない時は、疲れるとヨク若い能芸人の背に寝入つた。
身毒丸 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)