“審”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つまびらか20.0%
いぶか16.0%
つまびら13.3%
つぶ11.3%
いぶ8.7%
さば8.0%
つまび8.0%
しら6.0%
つば2.0%
つぶさ2.0%
くは0.7%
しん0.7%
あやし0.7%
いぶかし0.7%
くわ0.7%
つばら0.7%
ふしん0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
利害を重んずる文明の民が、そう軽卒に自分の損になる事を陳述する訳がない。小野さんはもう少し敵の動静をにする必要がある。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
勿論外形れてもしいはないが、しく異樣えたのは、噸數一千にしては構造りに堅固らしいのと
雑誌記者来って女子拒婚問題の事を問う。余初め拒婚の字義を解せず、為に婦人雑誌を購読して漸くその意をかにするを得たり。
偏奇館漫録 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「江戸の事情は、またさに、す人間が、この小屋へ戻って来たのだ。今、それにも引き会わせるから、こっちへ来い」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なにとぞそこよりお落ちあそばしませ! ただし御跡に残りとどまって戦う兵なくば、敵かしみ、御後追いかけ申すべし。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
小女は座布団を出してはやらないので、冷い籐畳の広いまん中にたった一人坐った老人は寂しげに、そしてきを待つ罪人のように見えた。
家霊 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
これは、外部から彼に聞かせた者はないはずであったが、ほかの事情は知り得なくても、それだけはらかに聞いていた。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
べあぐみ、廻り廻ってこの小屋へ来た藤吉、年久しく使いもしないと見えて朽ちた板戸に赤錆びた錠が下りている。開きそうもない。
熱劇しくて譫語のみ言ひしを、エリスがにみとる程に、或日相澤は尋ね來て、余がかれに隱したる顛末をらに知りて、大臣には病の事のみ告げ、よきやうに繕ひ置きしなり。
舞姫 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
其方どものうちにも、過日の件を目撃した者があるとのことだが、この佐々木小次郎もまた、当日の立会人として、親しくあの試合には双方の実情をに検分いたしておる。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
も丑松の目に触れたは、式の始まるといふ前、しく読む暇も無かつたから、其儘懐中へ押込んで来たのであつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
吉兵衞不に思ひ御の如く幼少の時不※怪我を致せしが其が今にり在しを娘が人ると人々が申せしとて平常に苦勞致ししが此度斯樣の死を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
これによりて活胴を試みたく、かに柳原の土手へ出で往来の者を一刀に殺害しけるが、ある夜飛脚を殺し、の止まりたるをみ、懐中を探れば金五十両を所持せり。
三甚内 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そこで今度の深山という女じゃが、誠にい呼吸法を再々致して見せるでの。どうやらお気の毒にも本条殿は復も妖怪に憑かれたらしい
高島異誌 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
大佐によると、海賊島云々風聞實際で、海賊仲間強國とのに、一種密約しても、海事しき船員社會には、公然秘密となつて
昨年英吉利ひとり山賊に撃ち殺されしは、此巖の上にての事なりき。賊はサビノの山のものなりといへど、羅馬のテルニイとの間に出沒して、人その踪蹤にすること能はず。
と申して、見た事は確かに見たのでございますから、考えれば考えるほどでたまりません。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)