“審問”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんもん80.0%
しらべ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『モ一度いちど合唱がつせうを!』とグリフォンがさけびました、海龜うみがめがそれを繰返くりかへさうとしたとき丁度ちやうど、『審問しんもんはじめ!』のさけごゑ遠方えんぱうきこえました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
たとい自分の無実が証明されるとしても、こんな女のかかり合いで奉行所の審問しんもんを受けたなどと云うことが世間に暴露ばくろすれば、長い一生を暗黒に葬らなければならない。
半七捕物帳:69 白蝶怪 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
今日の審問しらべはほんの形式上のもので、これでお前の裁判が決定するというわけではない。お前は立派に教育のある男だ。
青蠅 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)