“審判”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さばき50.0%
さば23.1%
しんぱん19.2%
さばか3.8%
しんばん3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諸〻の鏡上方うへにあり、汝等これを寶座ツローニといふ、審判さばきの神そこより我等を照らすがゆゑに我等皆これらの言葉をまこととす。 六一—六三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
人命は明日を期しがたきもの故、早く罪を定めんとするが第二の理由である。これ人が人を審判さばくに当って拷問ごうもんの起る理由である。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
それぞれいろいろの理屈りくつを考えだして自説を主張しましたが、だれも、いずれが正しいか、審判しんぱんをあたえるものはありませんでした。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
善にもあれ悪にもあれ彼等が現世このよに在りて為ししことに就て審判さばかるるのである、而して彼は悪人に対し大命を発して言い給うのである、「我れ嘗て汝等を知らず、悪を為す者よ我を離れ去れ」
吟味ぎんみせし所ろ同長屋の浪人らうにん大藤武左衞門が娘お光の所爲しわざなるよし渠等かれら自ら名乘出たるに依て明なれば今日審判しんばん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)