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審判
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さば
ふりがな文庫
“
審判
(
さば
)” の例文
人命は明日を期しがたきもの故、早く罪を定めんとするが第二の理由である。これ人が人を
審判
(
さば
)
くに当って
拷問
(
ごうもん
)
の起る理由である。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
〔Diligite iustitiam, etc.〕地を
審判
(
さば
)
く者等よ、正義を愛せよ(『經外典』智慧一・一)
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
人が罪を犯して自然界が穢れざるわけではなく、人の罪が
審判
(
さば
)
かれて自然界に天変地異の起こらぬはずがない。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
愛も憎みも、死ばかりが
審判
(
さば
)
いた。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
再臨の信仰といえどもこれを既定教理の一となし、これに照して人を
審判
(
さば
)
くが如きは、いわゆるオルソドクシーにて余の採らざる所である。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
▼ もっと見る
預言者は神の言を以て表面的なる人の心を
審判
(
さば
)
く。我々は喜怒色に現わさざる
底
(
てい
)
の聖人君子ではない。併し悲しむならば神の悲を悲しみ、怒るならば神の怒を怒るべきである。
帝大聖書研究会終講の辞
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
死が三人を
審判
(
さば
)
いたのである
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
神は其子を以て人類を
審判
(
さば
)
き給う時に地を不信者の手より
奪還
(
とりかえ
)
して之を己を愛する者に与え給うとの事である、絶大の慰安を伝うる
言辞
(
ことば
)
である。
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
人により場合によりて
異
(
ことな
)
っている。一様の既成観念を以てすべての場合を
蔽
(
おお
)
うことは出来ない。故に艱難を以て人を
審判
(
さば
)
かずその人格を以てその艱難を審判くべきである。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
哲学者も宗教家も皆
尽
(
ことごと
)
くナザレ村の大工の子に由て
審判
(
さば
)
かるるのである、嗚呼世は此事を知る乎、教会は果して此事を認むる乎、キリストは人であると云う人、彼は復活せずと云う人
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
人を量るが如くに量らるるのである、其日に於て
矜恤
(
あわれみ
)
ある者は矜恤を以て
審判
(
さば
)
かれ、残酷無慈悲なる者は容赦なく審判かるるのである、「我等に
負債
(
おいめ
)
ある者を我等が
免
(
ゆる
)
す如く我等の
負債
(
おいめ
)
を免し給え」
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
“審判”の意味
《名詞》
審 判(しんぱん)
物事の正誤、善悪、優劣などを決めること。
(法廷)事件や物事を、調査して裁決をすること。
(スポーツ)規定に従い判定をすること。また、それを行う人。審判員。
(キリスト教)終末の日に行われる裁き。最後の審判。
(出典:Wiktionary)
審
常用漢字
中学
部首:⼧
15画
判
常用漢字
小5
部首:⼑
7画
“審判”で始まる語句
審判官
審判者
審判人
審判係
審判官殿