“免”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ゆる26.9%
まぬか25.9%
のが17.0%
まぬ9.9%
まぬが9.0%
めん6.6%
1.9%
0.9%
ゆるし0.9%
ぬぎ0.2%
(他:3)0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“免”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸46.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語7.1%
歴史 > 伝記 > 個人伝記6.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ゆるされし罪は消えぬべきも、歴々まざまざ挫傷すりきずのそのおもてに残れるを見れば、やましきに堪へぬ心は
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
これを証真寺というは、疑獄の真偽をたださんため本人を池に投ずるに、その言真なれば鱷これをゆるし偽なれば必ず噉う。
これなら結び文は完全に平次の手には入りますが、自分は知らぬ存ぜぬで通せば、餘計な橋渡しをした罪だけはまぬかれます。
これなら結び文は完全に平次の手には入りますが、自分は知らぬ存ぜぬで通せば、余計な橋渡しをした罪だけはまぬかれます。
それに就けても、改心せずに死なしたのが、いよいよ残念で、早く改心さへしてくれたらば、この災難はのがれたに違無い。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
小山ぬしの尽力その甲斐かいあらば大原ぬしは押付婚礼おしつけこんれいのがれてたちまち海外へおもむき給わん。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
「おれは山の神に訴えられて、死罪になりそうだ。しかし救いをもろもろの霊ある物に求めたから、どうにかまぬかれるだろう」
一時の兵禍へいかまぬかれしめたると、万世ばんせいの士気をきずつけたると、その功罪相償あいつぐなうべきや。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
そのだけまぬが工夫くふういでもないが、千山せんざん萬峰ばんぽう奧深おくふか
此方こなたさへ落付おちついてれば、あるひ無難ぶなんまぬがれること出來できたかもれぬが
いや? しょうがありませんね、それじゃご一所いっしょに召しあがれ。貴僧あなた、ごめんこうむりますよ。)
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「どうかごめんをねがいます。私は長くお日様ひさまを見ますとんでしまいますので」としきりにおわびをします。
貝の火 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「わたしが奉公するとなれば、ととさまの御勘気もるる。殿に願うて良い医師くすしを頼むことも出来る。なんのそれが不孝であろうぞ」
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
らじとて令孃ひめるされまじ、さらでもの繼母御前まヽはヽごぜ如何いかにたけりて、どのやうことにまでたちいたるべきか
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
言葉が順当に運ばれて、作歌感情の極めて素直にあらわれた歌であるが、さればといって平板に失したものでなく、とらうべきところは決してがしてはいない。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
到底とうていがれこと出來できないのである。
甲「アイタ… 御免蒙る、全く貧の盗みでござる、命ばかりはお助けを願う、どうぞおゆるしお助けを願う、全く貧の盗みで、御免アヽ痛い/\…貧の盗みで」
「老師。これでおゆるしが願われましょうか。」
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)
最も喇嘛ラマを重んず云々、遥かにこれを見ればすなわち冠をぬぎ叩著こうちょす、喇嘛手にてその頂を摩し、すなわち勝れてこれを抃舞べんぶ
若き時の過失あやまち人毎ひとごとまねかれず、懺悔ざんげめきたる述懷は瀧口かへつて迷惑に存じ候ぞや。戀にはもろき我れ人の心、など御邊一人の罪にてあるべき。言うて還らぬ事は言はざらんにはかず、何事も過ぎし昔は恨みもなく喜びもなし。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
役所はめられ、眼はとうとう片方が見えなくなり片方は少し見えても物の役には立たず、そのうち少しの貯蓄たくわえはなくなってしまいました。
女難 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ユルせ/\と言ふところぢやが、——あれはの、生れだちから違ふものな。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)