トップ
>
免
>
まぬか
ふりがな文庫
“
免
(
まぬか
)” の例文
然れども
畢
(
つひ
)
に交合は必然に産児を伴ふ以上、男子には冒険でも
何
(
なん
)
でもなけれど、女人には常に生死を
賭
(
と
)
する冒険たるを
免
(
まぬか
)
れざるべし。
娼婦美と冒険
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しかしながら河川が平穏のときに、堤防や
堰
(
せき
)
を築き運河を掘っておくなら、
洪水
(
こうずい
)
となってもその暴威と破壊から
免
(
まぬか
)
れることができる。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
公の「遊戯」に関係した男女で無事に生命を
完
(
まっと
)
うしたものは
稀
(
まれ
)
であるのに、道阿弥が死を
免
(
まぬか
)
れたのは甚だ幸運と云わざるを得ない。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
この報償として
和蘭
(
オランダ
)
人だけは鎖国の令を
免
(
まぬか
)
かれて、長崎の一部を与えられ、この地に商業を営んで盛んに利益を獲得しつつあった。
東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
今日いずれの国の法律を
以
(
もっ
)
てしても、殺人罪は一番重く
罰
(
ばっ
)
せられる。間接ではあるけれども、ビジテリアンたちも又この罪を
免
(
まぬか
)
れない。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
八五郎がひどい火傷で動けないのを、平次の怪我と感違ひし、ぬけ/\と惡事を續けたのは、矢張り
免
(
まぬか
)
れない天罰だつたのでせう。
銭形平次捕物控:135 火の呪ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
同じこと幾度となくあれば、のちにはその家々も注意して予防をなすといえども、ついに火事を
免
(
まぬか
)
れたる家は一軒もなしといえり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
そして
此等
(
これら
)
の
損失
(
そんしつ
)
の
殆
(
ほと
)
んど
全部
(
ぜんぶ
)
は
地震後
(
ぢしんご
)
の
火災
(
かさい
)
に
由
(
よ
)
るものであつて、
被害民
(
ひがいみん
)
の
努力
(
どりよく
)
次第
(
しだい
)
によつては
大部分
(
だいぶぶん
)
免
(
まぬか
)
れ
得
(
う
)
られるべき
損失
(
そんしつ
)
であつた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
ところがです、法律上の罰は、みごとに
免
(
まぬか
)
れましたけれど、恋敵の血の罰が、なおもはげしく、私にせめかかってまいりました。
按摩
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
そんな事から議論に花が咲いて、しまいには全然それ等の事から離れたさまざまな問題にまで移り移ってゆくのを
免
(
まぬか
)
れなかった。
田舎医師の子
(新字新仮名)
/
相馬泰三
(著)
先
(
ま
)
づこんな
有
(
あ
)
りふれた
問答
(
もんだふ
)
から、だん/\
談話
(
はなし
)
に
花
(
はな
)
がさいて
東京博覽會
(
とうきようはくらんくわい
)
の
噂
(
うはさ
)
、
眞鶴近海
(
まなづるきんかい
)
の
魚漁談
(
ぎよれふだん
)
等
(
とう
)
で
退屈
(
たいくつ
)
を
免
(
まぬか
)
れ、やつと
江
(
え
)
の
浦
(
うら
)
に
達
(
たつ
)
した。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
より高き価値に対して盲目であることは、いかなる場合にも偏狭の
誹
(
そし
)
りを
免
(
まぬか
)
れない。道元はすでに年少のころよりこの偏狭を脱していた。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
山の手の寺院にあるもの、幸にして
舞馬
(
ぶば
)
の
災
(
わざわい
)
を
免
(
まぬか
)
れしといへども、移行く世の気運は永く
市廛
(
してん
)
繁華の間に金石の文字を存ぜしむべきや否や。
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
パリスどのと
祝言
(
しうげん
)
するよりも
寧
(
いっ
)
そ
自害
(
じがい
)
せうと
程
(
ほど
)
の
逞
(
たくま
)
しい
意志
(
こゝろざし
)
がおりゃるなら、いゝやさ、
恥辱
(
はぢ
)
を
免
(
まぬか
)
れうために
死
(
し
)
なうとさへお
爲
(
し
)
やるならば
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
仇家
(
きゅうか
)
に討入る以上、たといその場で討死しないまでも、公儀の大法に触れて、頭領始め一同の死は
免
(
まぬか
)
れぬということも知らないではなかった。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
酔うたる人は醒むる時の来るが如く、
楽
(
たのし
)
める者、
驕
(
おご
)
れるもの、
悦
(
よろこ
)
べるもの、浮かるるもの早晩傷み、嘆き、悔い
憂
(
うれ
)
うる時の来ることを
免
(
まぬか
)
れない。
面影:ハーン先生の一周忌に
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
で、何事もせねば非難も
憎悪
(
ぞうお
)
も
免
(
まぬか
)
れるのである。僕の知人にして、今は
故人
(
こじん
)
となったが、生前公職につき藩政に
与
(
あずか
)
って大いに尽した人があった。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
是れは誠に
恐入
(
おそれいっ
)
た話で、何も私共は罪を犯した覚えはない。是れはマア何処まで小さくなれば
免
(
まぬか
)
るゝかと云うと、幾ら小さくなっても免れない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ネパールに
這入
(
はい
)
ってからもその事について
取糺
(
とりただ
)
したが害が及んで居らんらしい。どうにかうまく
免
(
まぬか
)
れたものと見えるです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
免
(
まぬか
)
れんとしても免れられない運命のほどを、この男のために悲しみ、かの旅行中の暴君のために怖れることは想像にも堪えられないはずなのに……
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
釣魚もおもしろいが養魚はなほ
更
(
さら
)
佳趣の多いことで、二ヶ所の養魚場を見て、自分も一閑地を得たら魚を養ひたいナアと、羨み思ふを
免
(
まぬか
)
れなかつた。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
人々は平八郎に
迫
(
せま
)
つて
所存
(
しよぞん
)
を問うたが、
只
(
たゞ
)
「いづれ
免
(
まぬか
)
れぬ身ながら、少し
考
(
かんがへ
)
がある」とばかり云つて、打ち明けない。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
とっさに弁ずる
手際
(
てぎわ
)
がないために、やむをえず省略の
捷径
(
しょうけい
)
を
棄
(
す
)
てて、
几帳面
(
きちょうめん
)
な
塗抹
(
とまつ
)
主義を根気に実行したとすれば、拙の一字はどうしても
免
(
まぬか
)
れがたい。
子規の画
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
目を掛けましたから大きに親子の者も貧苦を
免
(
まぬか
)
れ
幸
(
さいわい
)
を得て喜んで居る甲斐もなく、翌年宝暦四年正月の六日年越しの晩に娘の行方が知れなくなったので
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
そういうことは工場の中にも、警察官の中にも、軍人の中にもしばしば聞くことで、どこの鉄道局のなかにも多少は
免
(
まぬか
)
れないことであると、彼はまた言った。
世界怪談名作集:06 信号手
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
晏子
(
あんし
)
(五〇)
戄然
(
くわくぜん
)
として
衣冠
(
いくわん
)
を
(五一)
攝
(
をさ
)
め、
謝
(
しや
)
して
曰
(
いは
)
く、『
嬰
(
えい
)
、
不仁
(
ふじん
)
と
雖
(
いへど
)
も、
子
(
し
)
を
厄
(
やく
)
に
免
(
まぬか
)
れしむ。
何
(
なん
)
ぞ
子
(
し
)
絶
(
た
)
つを
求
(
もと
)
むるの
速
(
すみや
)
かなるや』と。
石父
(
せきほ
)
曰
(
いは
)
く、『
然
(
しか
)
らず。 ...
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
はげしい弾丸の雨の下、この近距離で、果して三吉は射殺を
免
(
まぬか
)
れることが出来るだろうか。否! 否!
地中魔
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
家の奧の方にゐた人は戸口まで出て見てゐた。自分の家の前をば無事に通り過ぎた赤い小鞄を見送つては、ほツとして、死神の來訪を
免
(
まぬか
)
れた喜びを顏一面に浮べた。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
この辺は関東の大地震の災害をも、また戦災をも
免
(
まぬか
)
れていて、一体の家並はひどく古めかしかった。○○寺はわりと小体な寺院であった。門構えも瀟洒で俗でなかった。
おじさんの話
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
かつ所作の活溌にして生気あるはこの遊技の特色なり、観者をして覚えず喝采せしむる事多し。但しこの遊びは遊技者に取りても傍観者に取りても多少の危険を
免
(
まぬか
)
れず。
ベースボール
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
彼女はもう絶対に殺人の嫌疑を
免
(
まぬか
)
れることは出来ないと信じ込んでしまったのに違いありません。
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
而
(
しか
)
も
猶
(
なお
)
連綿として六百余年の𤢖生活を継続し
来
(
きた
)
ったのは、彼等が折々に里を荒して、婦女を奪い
小児
(
しょうに
)
を
攫
(
さら
)
って行くが為に、辛くも子孫断絶を
免
(
まぬか
)
れ得たものと察せられる。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
社会の状態かくの如し、外交問題激起せざるも、
到底
(
とうてい
)
革命は
免
(
まぬか
)
るべからざるなり。
而
(
しこう
)
してさらに甚しきものあり。精神的革命の
冥黙
(
めいもく
)
の中に成就せられつつあることこれなり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
サッサッと
糊刷毛
(
のりはけ
)
で掃き、レッテルを貼り、押し、叩き、次の
荷造場
(
にづくりば
)
へ送る中年おんなの活躍もさることだが、彼女らもまた同じ種の高麗鼠である
譏
(
そし
)
りは徹頭徹尾
免
(
まぬか
)
れない。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
しかして羅瑪の
災
(
わざわい
)
を
免
(
まぬか
)
れず。しかれども一日も王者なかるべからず、また一日も教なかるべからず。それ教なるもの人心を
攻
(
おさむ
)
るの具なり。心正しければ身
脩
(
おさま
)
る。身脩れば家
斉
(
ととの
)
う。
教門論疑問
(新字新仮名)
/
柏原孝章
(著)
〔評〕長兵京師に
敗
(
やぶ
)
る。木戸公は岡部氏に
寄
(
よ
)
つて
禍
(
わざはい
)
を
免
(
まぬか
)
るゝことを得たり。
後
(
のち
)
丹波に
赴
(
おもむ
)
き、
姓名
(
せいめい
)
を
變
(
か
)
へ、
博徒
(
ばくと
)
に
混
(
まじ
)
り、
酒客
(
しゆかく
)
に
交
(
まじは
)
り、以て時勢を
窺
(
うかゞ
)
へり。南洲は
浪華
(
なには
)
の某樓に
寓
(
ぐう
)
す。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
先生の
居
(
きょ
)
、同じく
戒心
(
かいしん
)
あるにもかかわらず、数十の
生徒
(
せいと
)
を
伴
(
ともな
)
い
跣足
(
せんそく
)
率先
(
そっせん
)
して
池水
(
いけみず
)
を
汲
(
くみ
)
ては門前に運び出し、
泥塗満身
(
でいとまんしん
)
消防
(
しょうぼう
)
に
尽力
(
じんりょく
)
せらるること
一霎
(
いっしょう
)
時間
(
じかん
)
、
依
(
よっ
)
て
辛
(
かろ
)
うじてその
災
(
さい
)
を
免
(
まぬか
)
れたり。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
ここで
一寸
(
ちょっと
)
念のために申しますが、この旅籠屋も、昨年の震災を
免
(
まぬか
)
れなかったのに、しかも
一棟
(
ひとむね
)
焚
(
や
)
けて、
人死
(
ひとじに
)
さえ二三人あったのです——蚊帳は火の粉を
被
(
かぶ
)
ったか、また、山を荒して
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
されば人は
常
(
つね
)
に
神仏
(
かみほとけ
)
を
信心
(
しん/″\
)
して
悪事
(
あくじ
)
災難
(
さいなん
)
を
免
(
まぬか
)
れん事をいのるべし。
神仏
(
かみほとけ
)
を
信
(
しん
)
ずる心の
中
(
うち
)
より悪心はいでぬもの也。悪心の
无
(
なき
)
が
災難
(
さいなん
)
をのがるゝ第一也とをしへられき。今も
猶
(
なほ
)
耳
(
みゝ
)
に残れり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
餓
(
う
)
え死を
免
(
まぬか
)
れたわけやが、そこのおばはんいうのが、こらまた
随分
(
とうない
)
りん気深い
女子
(
おなご
)
で、亭主が
西瓜
(
すいか
)
時分になると、大阪イ西瓜売りに行ったまンま何日も戻ってけえへんいうて、大騒動や。
アド・バルーン
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
新太郎君は
渚
(
なぎさ
)
伝いに散歩をしても宿で小説を読んでいても、常に太平洋を独占するような心持がした。淋しかろうとは
素
(
もと
)
より予期していたことだから苦情もなかったが、退屈を
免
(
まぬか
)
れない。
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
たとえ過去や未来の悔いや苦労にはたいした正体が無いものとたかを
括
(
くく
)
りながらも、さすがにわたくしも大人びて心の底の底には罪を重ね、
咎
(
とが
)
を作り行く想いも
免
(
まぬか
)
れないためでしょうか
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
課役を
免
(
まぬか
)
れんとしたので、その荷物の差押えがあり、それには天王寺の商人の一人なる香取という者が関係しており、その香取が金策をして三条西家の屋根葺の費用を弁じたことが日記にある。
東山時代における一縉紳の生活
(新字新仮名)
/
原勝郎
(著)
すっぽんも、ふつうひと癖もふた癖もいやな癖のあるのを
免
(
まぬか
)
れないものであるが、柳川産にはそれがない。このめずらしい特色は、今後ますます認識されて、いよいよ市価を高めてゆくであろう。
一癖あるどじょう
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
故
(
ゆゑ
)
に身は唯継に委すとも、心は長く貫一を忘れずと、かく
謂
(
おも
)
へる宮はこの心事の不徳なるを知れり、されどこの不徳のその身に
免
(
まぬか
)
る
能
(
あた
)
はざる約束なるべきを信じて、
寧
(
むし
)
ろ深く怪むにもあらざりき。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
三年一回の
凶歳
(
きょうさい
)
ありても
飢餓
(
きが
)
の
憂
(
うれい
)
を
免
(
まぬか
)
るべき割合ではありませぬか。
禾花媒助法之説
(新字新仮名)
/
津田仙
(著)
第一回は宝永七年、第二回は安永九年、第三回は嘉永三年、——三回とも恐ろしい鬼火が現われて
殆
(
ほとん
)
ど一家全部を殺生谷へ引込んで
了
(
しま
)
った。
僅
(
わずか
)
に
他処
(
よそ
)
へ出ていた者がその難を
免
(
まぬか
)
れて家を継いだのだ。
殺生谷の鬼火
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
どうやらお山荒れは、
免
(
まぬか
)
れないらしい。
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
塞
(
ふさ
)
げない事になつて
何
(
な
)
にも
彼
(
か
)
にも
免
(
まぬか
)
れぬ
弊風
(
へいふう
)
といふのが
時世
(
ときよ
)
なりけりで今では
極点
(
きよくてん
)
に
達
(
たつ
)
したのだ
髪
(
かみ
)
だけは
曰
(
いは
)
く
有
(
あ
)
つて
奇麗
(
きれい
)
にする
年紀
(
としごろ
)
の娘がせつせと
内職
(
ないしよく
)
に
夜
(
よ
)
の目も合はさぬ時は
算筆
(
さんぴつ
)
なり
裁縫
(
さいほう
)
なり第一は
起居
(
たちゐ
)
なりに
習熟
(
しうじよく
)
すべき時は五十
仕上
(
しあ
)
げた
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
八五郎がひどい火傷で動けないのを、平次の怪我と勘違いし、ぬけぬけと悪事をつづけたのは、やはり
免
(
まぬか
)
れない天罰だったのでしょう。
銭形平次捕物控:135 火の呪い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“免”の解説
免(めん)とは免合/免相(めんあい)とも呼ばれ、江戸時代における石高に対する貢租の割合を指す。
(出典:Wikipedia)
免
常用漢字
中学
部首:⼉
8画
“免”を含む語句
御免
赦免
放免
御免蒙
真平御免
御赦免
御宥免
高免
免許
罷免
免状
免職
赦免状
新免武蔵
眞平御免
免倒
免除
解免
差免
御免成
...