“御免成”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごめんなさ50.0%
おゆるしなさ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御免成ごめんなされて下さりませと申ければ原田いやなにも林藏に惡事があると云ではないこれさへすれば分ることゆゑ格別かくべつあんじるに及ばずと云に女房ハイそれ有難ありがたぞんじますしか日頃ひごろからわたしが異見いけん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
來りしやまづ此方こなた這入はいられよと云ふに初瀬留は御免成ごめんなされと戸口を入り漸々やう/\むね撫下なでおろし餘りの御懷おなつかしさに今宵こよひくるわ逃亡かけおちして此處へ來りしと物語ものがたりなど彼是なす中程なく夜もあくるにぞ喜八は起出おきいで引窓ひきまど
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
御免成おゆるしなされて御役目のさはりなるべしと申けるを粂之進かうべふり我其方に心をかくればこそ沙汰さたなしに致しおきたり其恩を思はゞ我方わがかたに居よいとまは出すまじと無體むたい引寄ひきよせるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)