“起出”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おきい62.5%
おきいで12.5%
おきだ12.5%
おきで12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“起出”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 戯曲33.3%
歴史 > 伝記 > 日本4.2%
芸術・美術 > 音楽 > 邦楽3.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
お春はかはや起出おきいでつ、かへりには寝惚ねぼけたる眼の戸惑とまどひして、かの血天井の部屋へりにき。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
妙に勿体をつけて睡眠を讃美したのに拘らず師父ブラウンは唖者のような作男ゴーをのぞいたほか誰よりも一番早く起出おきいでた。
学校のない日曜日には、殊更に朝早く起出おきいでて、冬の日の長からぬ事を恨んだが、二月になって或る日曜日の朝は、そのかいもなく雪であった。
(新字新仮名) / 永井荷風(著)
あの友だちが一日もはやく来てくれるといいと思いながら、夜具の襟裏えりうらふかく埋もれて、あれやこれやはてしなくする想像は、私にとっては一日中の楽境であり、愉快な空想の天国でもあり、起出おきだしてしまえば何にも貧しく乏しい身に、恵まれた理想郷でもある。
豊竹呂昇 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
心身ともに生気に充ちていたのであったから、毎日〻〻の朝を、まだ薄靄うすもやが村の田のくろこずえめているほどのはやさに起出おきで
蘆声 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)