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起出
ふりがな文庫
“起出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おきい
53.3%
おきいで
13.3%
おきで
13.3%
おきいづ
6.7%
おきだ
6.7%
たちいで
6.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おきい
(逆引き)
九日
(
ここぬか
)
はいつよりも
蚤
(
はや
)
く
起出
(
おきい
)
でて、草の屋の
五八
席
(
むしろ
)
をはらひ、黄菊しら菊二枝三枝
小瓶
(
こがめ
)
に
挿
(
さ
)
し、
五九
嚢
(
ふくろ
)
をかたぶけて
酒飯
(
しゆはん
)
の
設
(
まうけ
)
をす。老母云ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
起出(おきい)の例文をもっと
(8作品)
見る
おきいで
(逆引き)
合せしからは
浮々
(
うか/\
)
江戸に
落
(
おち
)
付ては居るまじ
翌日
(
あす
)
は
暗
(
くら
)
きより
起出
(
おきいで
)
て其の方は品川の方より
段々
(
だん/\
)
に尋ぬべし我は千
住
(
ぢゆ
)
板橋
(
いたばし
)
など出口々々を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
起出(おきいで)の例文をもっと
(2作品)
見る
おきで
(逆引き)
心身
共
(
とも
)
に生気に充ちていたのであったから、毎日〻〻の朝を、まだ
薄靄
(
うすもや
)
が村の田の
面
(
も
)
や
畔
(
くろ
)
の
樹
(
き
)
の
梢
(
こずえ
)
を
籠
(
こ
)
めているほどの
夙
(
はや
)
さに
起出
(
おきで
)
て、そして九時か九時半かという頃までには
蘆声
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
起出(おきで)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
おきいづ
(逆引き)
揉
(
もみ
)
に
揉
(
もん
)
で
丑滿
(
うしみつ
)
の頃漸々にて糸切村に着し彼の茶見世を御用々々と
叩
(
たゝ
)
き起せば
此家
(
このや
)
の亭主何事にやと
起出
(
おきいづ
)
るに
先
(
まづ
)
惣助亭主に向ひ廿二三年
跡
(
あと
)
に澤の井樣より手紙を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
起出(おきいづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
おきだ
(逆引き)
夜具の
襟裏
(
えりうら
)
ふかく埋もれて、あれやこれやはてしなくする想像は、私にとっては一日中の楽境であり、愉快な空想の天国でもあり、
起出
(
おきだ
)
してしまえば何にも貧しく乏しい身に
豊竹呂昇
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
起出(おきだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
たちいで
(逆引き)
目科は此店の
女主人
(
じょしゅじん
)
に向い有らゆる形の傘を出させ
夫
(
それ
)
も
了
(
いけ
)
ぬ是も気に叶わずとて半時間ほども
素見
(
ひやか
)
したる末、
終
(
つい
)
に明朝見本を届くる故其見本通り
新
(
あらた
)
に作り貰う事にせんと云いて、此店を
起出
(
たちいで
)
たり
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
起出(たちいで)の例文をもっと
(1作品)
見る
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“起”で始まる語句
起
起臥
起居
起上
起伏
起直
起重機
起因
起請
起請文
“起出”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
黒岩涙香
ギルバート・キース・チェスタートン
江見水蔭
作者不詳
幸田露伴
永井荷風
長谷川時雨
山本周五郎
泉鏡花