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襟裏
ふりがな文庫
“襟裏”の読み方と例文
読み方
割合
えりうら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えりうら
(逆引き)
それかと云って、着物の
襟裏
(
えりうら
)
から紅色をのぞかせるような女郎のようないやらしい好みもきらいであった。
晩菊
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
でも、お
師匠
(
しょ
)
さん、すこし根下りの
大丸髷
(
おおまるまげ
)
に、水色
鹿
(
が
)
の
子
(
こ
)
の手柄で、
鼈甲
(
べっこう
)
の
櫛
(
くし
)
が眼に残っていますって——黒っぽい
透綾
(
すきや
)
の着物に、腹合せの帯、
襟裏
(
えりうら
)
も
水浅黄
(
みずあさぎ
)
でしたってね。
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
と、そこの木の根へ
蹲踞
(
しゃが
)
みこんで、妖麗きわまる銀
簪
(
かんざし
)
と赤い
襟裏
(
えりうら
)
をのぞかせました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
襟裏(えりうら)の例文をもっと
(6作品)
見る
襟
常用漢字
中学
部首:⾐
18画
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
“襟”で始まる語句
襟
襟飾
襟巻
襟元
襟首
襟髪
襟頸
襟足
襟垢
襟度
“襟裏”のふりがなが多い著者
長谷川時雨
吉川英治
林芙美子
森鴎外