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櫛
ふりがな文庫
“櫛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くし
91.2%
ぐし
7.9%
くしけず
0.3%
くしけ
0.3%
す
0.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くし
(逆引き)
三人の王女は草の上に
坐
(
すわ
)
つて、ふさ/\した金の髪を、
貝殻
(
かひがら
)
の
櫛
(
くし
)
ですいて、忘れなぐさや、
百合
(
ゆり
)
の花を、一ぱい、飾りにさしました。
湖水の鐘
(新字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
櫛(くし)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぐし
(逆引き)
大阪に見えない
鴻山
(
こうざん
)
はどうしたろうとか、俵一八郎の伝書鳩はどうだとか、木曾のお六
櫛
(
ぐし
)
に
朱漆
(
しゅうるし
)
をかけてミネに銀の金具をかぶせ
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
櫛(ぐし)の例文をもっと
(26作品)
見る
くしけず
(逆引き)
もしこれを疑う人あらば請う北海の
朔風
(
さくふう
)
に
櫛
(
くしけず
)
り、寒山の氷雪に浴し、鉄鎖に
繋
(
つな
)
がれてシベリアの採鉱場に苦役する虚無党の罪人に向かってこれを問え。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
櫛(くしけず)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
くしけ
(逆引き)
ところが
幾日
(
いくか
)
となく洗いも
櫛
(
くしけ
)
ずりもしない髪が、
膏
(
あぶら
)
と
垢
(
あか
)
で余の頭を
埋
(
うず
)
め
尽
(
つ
)
くそうとする
汚苦
(
むさくる
)
しさに
堪
(
た
)
えられなくなって、ある日床屋を呼んで、不充分ながら寝たまま頭に手を入れて顔に
髪剃
(
かみそり
)
を当てた。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
櫛(くしけ)の例文をもっと
(1作品)
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す
(逆引き)
お岩は体をふるわしながら鉄漿を付け、それから髪を
櫛
(
す
)
きにかかったが、
櫛
(
くし
)
を入れるたびに毛が脱けて、其の後から血がたらたらと流れた。
南北の東海道四谷怪談
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
櫛(す)の例文をもっと
(1作品)
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“櫛”の解説
櫛(くし)は、髪を梳(と)いて髪型を整えたり、髪を飾ったりする道具。英語でコーム (comb) と呼ぶこともある。
(出典:Wikipedia)
櫛
漢検準1級
部首:⽊
19画
“櫛”を含む語句
櫛比
櫛笄
御櫛
湯津爪櫛
櫛巻
小櫛
櫛卷
鬢櫛
櫛笥
櫛箱
櫛羅
差櫛
水櫛
金櫛
玉櫛
櫛簪
櫛引
六櫛
鼈甲櫛
櫛梳
...
“櫛”のふりがなが多い著者
吉川英治
三遊亭円朝
中里介山
徳田秋声
夏目漱石
泉鏡花
島崎藤村
紫式部
柳宗悦
泉鏡太郎