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差櫛
ふりがな文庫
“差櫛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さしぐし
75.0%
くし
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしぐし
(逆引き)
そして
櫛
(
くし
)
の目を髪に立てやうとは思はないのであるから、
鏝
(
こて
)
を当てると
直
(
す
)
ぐ手で上へ
差櫛
(
さしぐし
)
で止めて、やがて
護謨
(
ごむ
)
の紐で其れが結ばれ、自分の髪は三つに組まれて投げる様に輪にされる。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
ですからもう
差櫛
(
さしぐし
)
が出来たり、
簪
(
かんざし
)
がさせたり、その時分から出来たのでした。南みち子と言ふ一人の生徒を羨まないのは、学校の中でも極めて小い組の人達だけだつたであらうと思ひます。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
差櫛(さしぐし)の例文をもっと
(3作品)
見る
くし
(逆引き)
差櫛
(
くし
)
や
珊瑚珠
(
たま
)
のついた
鼈甲
(
べっこう
)
の簪を懐紙につつんで帯の間へ大事そうにしまいこみ、
褄
(
つま
)
さきを帯止めにはさんで、お
尻
(
しり
)
をはしょった。
旧聞日本橋:12 チンコッきり
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
差櫛(くし)の例文をもっと
(1作品)
見る
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
櫛
漢検準1級
部首:⽊
19画
“差”で始まる語句
差支
差
差覗
差向
差出
差俯向
差別
差当
差配
差置
“差櫛”のふりがなが多い著者
与謝野寛
与謝野晶子
長谷川時雨
泉鏡花