“鏝”のいろいろな読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
こて | 95.0% |
ごて | 5.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女は、長火鉢の方へ膝をずらして、鏝を炭火の中へ突つこみ、その間に、夫の読み耽つてゐる新聞の裏へ、何気なく眼をやつた。
そして、その鉄は焼き鏝のように、それに触れると肉を引んむいてしまう。彼らは帆布で作った大きな袋を足に「着て」いる。
“鏝(こて(工具))”の解説
こて、コテ(鏝)は、手で持って使用する道具の総称。用途により、以下のように大別される。
左官ごて(masonry trowel、trowel) - 左官が壁や床にセメント、モルタル、漆喰、珪藻土などの塗材を塗りつけるための工具。
* 金ごて(かなごて、金鏝) - 金属製
* 木ごて(きごて、木鏝) - 木製
はんだごて(半田鏝、soldering iron) - 熱してはんだの接合に用いる工具。
焼きごて(iron) - 熱して衣服や布地のしわを伸ばしたり、折り目をつける裁縫の道具。アイロン。
調髪・理髪用のこて(curling iron) - ヘアーアイロンともいい、熱して髪をなでつけるハサミ状の道具。
お好み焼きなどに用いられる調理器具 - 「起し金」「へら」「てこ」
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)