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こて
ふりがな文庫
“こて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
籠手
38.6%
鏝
34.3%
小手
22.9%
泥鏝
1.8%
応
0.6%
籠罩
0.6%
罩手
0.6%
鏝手
0.6%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
籠手
(逆引き)
革のこなし方が実に見事で、一朝にして生れた仕事でないのを想わせます。
面頬
(
めんぼお
)
も
胴
(
どう
)
も
籠手
(
こて
)
もしばしば見とれるほどの技を示します。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
こて(籠手)の例文をもっと
(50作品+)
見る
鏝
(逆引き)
彼女は、長火鉢の方へ膝をずらして、
鏝
(
こて
)
を炭火の中へ突つこみ、その間に、夫の読み耽つてゐる新聞の裏へ、何気なく眼をやつた。
花問答
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
こて(鏝)の例文をもっと
(50作品+)
見る
小手
(逆引き)
「ガロアが、四月に、まっぱだかで川を泳いだ、とその本に書いていたかね。」私はお
小手
(
こて
)
をとるつもりで、そう言ってやった。
乞食学生
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
こて(小手)の例文をもっと
(38作品)
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▼ すべて表示
泥鏝
(逆引き)
七歳
(
ななつ
)
のとしに
父親
(
てておや
)
得意場
(
とくいば
)
の
蔵普請
(
くらぶしん
)
に、足場を昇りて
中
(
なか
)
ぬりの
泥鏝
(
こて
)
を持ちながら、下なる
奴
(
やつこ
)
に物いひつけんと振向く途端、暦に黒ぼしの仏滅とでも言ふ日で有しか、年来
馴
(
な
)
れたる足場をあやまりて
大つごもり
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
こて(泥鏝)の例文をもっと
(3作品)
見る
応
(逆引き)
予
(
かね
)
てお
名前
(
なめえ
)
は聞いて居りましたがあなたが業平の旦那様ですか、道理で腕に
応
(
こて
)
えがあると思った、仔細というは
外
(
ほか
)
でもない、少し訳があって此の島の取締り役人を
敲
(
たゝ
)
き殺し、一同死ぬ気でございます
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
こて(応)の例文をもっと
(1作品)
見る
籠罩
(逆引き)
その一つは、
萌黄匂
(
もえぎにおい
)
の
鎧
(
よろい
)
で、それに
鍬形
(
くわがた
)
五枚立の
兜
(
かぶと
)
を載せたほか、
毘沙門篠
(
びしゃもんしの
)
の両
籠罩
(
こて
)
、
小袴
(
こばかま
)
、
脛当
(
すねあて
)
、
鞠沓
(
まりぐつ
)
までもつけた本格の武者装束。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
こて(籠罩)の例文をもっと
(1作品)
見る
罩手
(逆引き)
これが
真個
(
ほんと
)
の押掛けで、もとより大鎧
罩手
(
こて
)
臑当
(
すねあて
)
の出で立ちの、射向けの
袖
(
そで
)
に風を切って、長やかなる陣刀の
鐺
(
こじり
)
あたり散らして、
寄付
(
よりつき
)
の席に居流れたのは、
鴻門
(
こうもん
)
の会に
樊噲
(
はんかい
)
が駈込んで
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
こて(罩手)の例文をもっと
(1作品)
見る
鏝手
(逆引き)
亥太郎は牛込辺へ仕事に参りまして、今日は仕舞仕事で御馳走が出まして、どっちり酔って、風呂敷の中は
鏝手
(
こて
)
を沢山入れて、首っ玉へ巻付けまして、此の人は年中柿色の
衣服
(
きもの
)
ばかり着て居ります。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
こて(鏝手)の例文をもっと
(1作品)
見る
“こて”の意味
《名詞:鏝》
こて【鏝、鐺】
セメントや漆喰などを塗ったり、表面を平らにならしたりして仕上げる平たい板に握り柄を取り付けた道具。金篦。
裁縫道具の一つ。アイロンの一つ。和裁などで熱して布地のしわをのばしたり、折り目をつけたりして縫い代を整えたり印を付けたりする鉄製の道具。焼き鏝。
頭髪にウエーブをつけるために熱して用いるはさみ状の整髪具。ヘアアイロン。
鋳掛けのはんだづけなどに使用する先のとがった金属の棒に柄をつけた焼き鏝。
小形のシャベル。移植こて。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ごて
あしら
いら
いらえ
うけ
うむ
うん
おう
おゝ
かな