“おう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オウ
語句割合
34.5%
17.2%
15.3%
9.9%
3.0%
2.0%
2.0%
1.5%
1.0%
1.0%
1.0%
苧績1.0%
1.0%
0.5%
0.5%
0.5%
0.5%
0.5%
0.5%
0.5%
御受0.5%
御請0.5%
0.5%
0.5%
0.5%
0.5%
0.5%
0.5%
0.5%
0.5%
飫宇0.5%
0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
か。介三郎が求めるものに対して、又四郎がどうしてもうんといわないのだった。そのあいだの論争はもう尽きての挙句らしい。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこで、いくらかの抗弁はこころみたものの、相手は、役職も上だし、禁門の師範とあっては、役人権柄も歯が立たなかった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やがて退りて、へ、は、は、申上る。とぢや、とお待兼ね。名道人んで、微妙うもおはしましものかな。
妙齢 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
四十一二十一午前水谷氏とは、大森兒島邸訪問した。るには、熱海つてられて、不在
僕は欄干につかまって、下方を覗きこんだ。曲面を持ったレンズ式の展望窓は、本艇の尾部の方を残りなく見ることが出来るようになっていた。
宇宙尖兵 (新字新仮名) / 海野十三(著)
れか此両策の一をりしなるべし、而るに後に聞く処にれば、沼田近傍はかりしに、利根山中日々晴朗の天気なりしは不可思議と云ふの外なし
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
サルオガセがぶら下ったり、山葡萄んだり、自身針葉樹林の小模型とも見らるゝ、、さま/″\の蘚苔をふわりとうて居るのもある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
貞時は風致よろしき庭をひとまわり眺めやった。てが主人の好みが出ていて、その好みは築庭をきわめているようであった。
津の国人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
まず、いきなりをザンブと投げこんで、薄刃のだんびらを持ち出す。——凄文句よろしくならべて、約束の駄賃以上な客の懐中物をせびるのだ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
れにを告げて、を知る者なりと。——学而篇——
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
浅茅る武蔵野の原に過ぎず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
またおりおりは村に降りて来て、機織り苧績みを手伝ってくれるという話もありました。また仕合せの好い人は、山奥にはいって、山姥の苧つくねという物を拾うことがたまにある。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
おあさ それでも運よく無事に逃げせたそうですな。
人狼 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
灸所の痛手に金眸は、一声と叫びつつ、なくは倒れしが。これに心の張り弓も、一度に弛みて両犬は、左右に俯伏して、霎時は起きも得ざりけり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
窠宿の方へ走りば、狐はかくとよりも、周章狼狽逃げ行くを、なほさじと追駆けて、表門をんとする時、一声りつつ、横間よりで掛るものあり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
彼女の魂はまったく夫の魂となりせて、マリユスの考えの中で影にわれてるものは皆、彼女の考えの中でも暗くなるのであった。
半年前に先生のせに従って思い切って右手を取り外して貰えば、生命は助かったでしょうが、私のような労働者が右手を失うということは、生命を取られるも同然ですから
肉腫 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
幹をすかして空の見える反対の方角を見ると——西か東か無論わからぬ——ばかりは木が重なり一畝程は際立つ薄暗さを地に印する中に池がある。
幻影の盾 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そこにはけないきな油絵などが、ぎわにてかけてあつたりして、大入道のR国人が、この作者について、意味について説明してくれたりしたが
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
猴食わず交わらずば孕む事なし。土伝に唐の時民丁五百余口あって皆無頼なり、神僧その家に至り水を吹き掛けてことごとく猴と成した、ただ一を留めて化せしめず、その旧宅なお存すと。
平民かとへばうござんしようかとふ、そんなら華族ひながらくに、まあ左樣おもふてされ、お華族姫樣づからのお、かたじけなく御受けなされとて波々とつぐに
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
諸君、私はただいま報告された通り、この壮厳なる儀式のに、会長に推薦せられたのであるが、私はこれに対して、何という言葉を以て御請けして宜いか、だ私は当惑した。
平和事業の将来 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
時は涼秋、処は北海山中の無人境、篝火を焚く霜夜の天幕、には立聴くアイヌ、幕の内には隼人薩摩壮士神来まさにして、歌ゆる時四絃続き、絃黙す時
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
今もうそのような人との交渉は田舎に於ても幾分減った。
素朴な庭 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
州の氏の息子が番陽から州へ行って、建徳県に宿ろうとした。
幅が五寸に高さが二丈もあるか、それが岩の間から落ちて一の池となり、池のほとりには弁財天の小さながあって、そのわきの細いところから、こっそりと逃げて水は日高川へ落ちる。
大菩薩峠:05 龍神の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
にはさんのなぞにいめづらしい玩具や、さんのきな箱入羊羹から土産につけてれるのも、あのでした。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
翌朝馳走を備えた所へ果して八道人来り、飲食しおわるを俟ってまず上座の頭を打ち隅へ駆り入れると、たちまち変じて金銭一と成った。跡の奴原も次第に駆り入れて金銭八盎が出来た。
いずれちゃんにもこのことを報告しましょう。一体ならこの手紙はもっと早く書くべきでしたが、どうしてもその機会が見当たらなかったのです。
再婚について (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
いわく、秦の繆公の時陳倉の人地を掘りて羊状で羊でなく、猪に似て猪でない物を得、繆公道中で二童子に逢う、曰くこれをと名づく。地中にあって死人の脳を食う。
門部王の、「飫宇の海の河原の千鳥汝が鳴けば吾が佐保河の念ほゆらくに」があり、巻八(一四六九)に沙弥作、「足引の山ほととぎす汝が鳴けば家なる妹し常におもほゆ」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
一、物音は古楽器の外を禁ず、流俗に用ゆる所の器を携来り奏するものあらば饒舌に飛振すべし、しかあらん後はその人を謝絶して再び到る事を許さず
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
さればと謂ツて、ナンセンスといふ方では無い。相に苦勞もあれば、また女性のれぬ苦勞性のもある。無垢か何うか、其れは假りに問として置くとして、左程濁つた女で無いのは確だ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)