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幕
ふりがな文庫
“幕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まく
53.0%
とばり
42.2%
うち
1.2%
ばく
1.2%
カーテン
1.2%
幕府
1.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まく
(逆引き)
軍師
(
ぐんし
)
民部は、きのうから
幕
(
まく
)
のそとに床几をだして、ジッと
裾野
(
すその
)
をみつめたまま、
龍太郎
(
りゅうたろう
)
のかえりを、いまかいまかと待ちかねていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幕(まく)の例文をもっと
(44作品)
見る
とばり
(逆引き)
久しぶりにこの主従が対面したのはその一劃の
幕
(
とばり
)
の中だった。特に、半兵衛にも松寿丸にも
床几
(
しょうぎ
)
が与えられ、秀吉も床几に
倚
(
よ
)
っていた。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幕(とばり)の例文をもっと
(35作品)
見る
うち
(逆引き)
男の居る
幕
(
うち
)
へ行って頼めばよいのに女ばかり居る所へ来て押し付けに泊ろうとはもっての外だ。行かないか。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
幕(うち)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ばく
(逆引き)
今や時勢一
變
(
ぺん
)
して
舊規
(
きうき
)
を
墨守
(
ぼくしゆ
)
す可らず、宜しく政
權
(
けん
)
を王室に還し、以て萬國
竝立
(
へいりつ
)
の
基礎
(
きそ
)
を建つべし。其れ則ち當今の
急務
(
きふむ
)
にして、而て容堂の
至願
(
しぐわん
)
なり。
幕
(
ばく
)
下の
賢
(
けん
)
なる、必之を
察
(
さつ
)
するあらんと。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
幕(ばく)の例文をもっと
(1作品)
見る
カーテン
(逆引き)
さらにイエスが息絶え給うた時刻に、エルサレムの神殿の至聖所に入る
幕
(
カーテン
)
が上から下までまっ二つに裂けた(一五の三八)。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
幕(カーテン)の例文をもっと
(1作品)
見る
幕府
(逆引き)
幕
(
幕府
)
の方よりハ大ニ目おつけ、又長崎でも我々共ハ一戦争と存候うち、又幕吏ら金出しなどして、私水夫おつり出し候勢もあり候得共、中〻たのもしきもの計ニて出行ものなし
手紙:034 慶応二年七月二十八日 三吉慎蔵あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
幕(幕府)の例文をもっと
(1作品)
見る
“幕”の意味
《名詞》
(マク)仕切りや装飾などの目的で垂らしたりめぐらしたりする長い布。
(マク)劇場などで、開演時に開き、閉演時に閉じる、舞台の前面をおおう布。
(マク)場面。場合。
(マク)物事の終わり。幕引き。
(出典:Wiktionary)
“幕”の解説
幕(まく)は、舞台あるいは映画の映写、式典や祭礼、広告や装飾などで用いられる主に吊り下げて使用する布の総称。カーテンや帳の類。
(出典:Wikipedia)
幕
常用漢字
小6
部首:⼱
13画
“幕”を含む語句
帷幕
天幕
幕間
幕府
幕下
垂幕
序幕
幕舎
終幕
映写幕
幕切
幕張
幕屋
幕合
油幕
幔幕
幕僚
陣幕
内幕
一幕
...
“幕”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡太郎
上司小剣
下村千秋
林不忘
徳冨蘆花
若杉鳥子
江見水蔭
作者不詳
南部修太郎