“幕合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まくあい60.0%
まくあ20.0%
まくあひ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幕合まくあいの明るい光に照らされた横顔は確かにドーブレクだ。女の方は影になって姿が見えないが、二人は低い声で話し合っている。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
僕等がダンチェンコと話したりしたのは恐らくはこの幕合まくあいだったのであろう。
カルメン (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
次の幕合まくあひにお糸さんは、子供にと云つておもちやの箱を買つて来てくれた。そして此楽屋がくや裏にお岩様を祭つてあるからお参りにいらつしやいと誘つた。
二黒の巳 (新字旧仮名) / 平出修(著)