『二黒の巳(じこくのみ)』
種田君と一しよに梅見に行つて大森から歩いて来て、疲れた体を休ませたのが「桔梗」と云ふお茶屋であつた。 「遊ばせてくれますか、」と種田君はいつもの間延な調子で云つたあとで、「エヘツヘヘ」と可笑しくもないのに笑ふと云つた風に軽く笑つた。私は洋服 …
作品に特徴的な語句
羞(はづ) 暖(ぬく) 梢(やや) 欵待(くわんたい) 端(はな) 振(ぶり) 様(やう) 濛(まう) 供物(ぐもつ) 名代(みやうだい) 結(い) 誂(あつらへ) 額付(ひたひつき) 骨牌(ふだ) 上(あが) 会釈(えしやく) 何程(どれほど) 単物(ひとへもの) 外(はず) 好(す) 宛(あて) 家(や) 幕合(まくあひ) 患(わづら) 態(ざま) 死(しに) 汚(きたな) 治(をさ) 生憎(あひにく) 聞違(ききちがひ) 肌(はだへ) 艶(なま) 蓮葉(はすつぱ) 貌(かほ) 賭(かけ) 鼠(ねず) 一寸(ちよつと) 一頻(ひとしきり) 上(かみ) 上戸(じやうご) 串戯(じやうだん) 仰有(おつしや) 佳(い) 円顔(まるがほ) 別嬪(べつぴん) 勿体(もつたい) 境(さかひ) 夫(そ) 姑(しばら) 居(を) 屹度(きつと) 己惚(うぬぼれ) 微(かすか) 心(しん) 惨(むご) 折角(せつかく) 明日(あした) 昨夜(ゆふべ) 昨日(きのふ) 柏手(かしはで) 森(しん) 油揚(あぶらあげ) 為切(しきり) 甘味(うまみ) 疼(いた) 真平(まつぴら) 総括(そうくく) 蒸(むし) 薄情(はくじやう) 許(ばか) 跨(またが) 間延(まのび) 骨牌(カルタ) 上日(うはひ) 下戸(げこ) 不為(ふため) 中(うち) 乍(なが) 仕組(しく) 其奴(そいつ) 内(うち) 処(ところ) 初穂(はつほ) 前膊(ぜんはく) 口説(くど) 叮嚀(ていねい) 唐紙(からかみ) 土産(みやげ) 土車(つちぐるま) 執次(とりつぎ) 報(むく) 大人(おとな) 奢(おご) 姐(ねえ) 嬶(かかあ) 寂(さび) 岡焼(おかやき) 巳年(みどし) 廂髪(ひさしがみ) 式台(しきだい)